ヒント:

书名和作者的名字也需要听写。


忽略标点吧,原文中就几乎没有标点


両眼

お師匠様

悲嘆

云う

目しいになる

ご災難

無い

折角

悪企み

定めし

其奴

案に相違する

裏を搔く

鼻をあかす

胸がすく

なんも云やんな

相擁(あいよう)


书写方式参考:【听写规范】日语听写酷听写规范(2013年5月版)


あらすじ

大阪道修町(どしょうまち)の薬種商の次女、わがままで美貌の春琴は九歳で失明、音曲(おんぎょく)を学び始める。彼女の身の回りの世話をしていた丁稚(でっち)の佐助も春琴の弟子となる。春琴は二十歳で三味線奏者として独立、佐助も一番弟子兼世話係として一緒に暮らし始める。ある夜、何者かが家に忍び入り、春琴の顔に熱湯を浴びせ、ひどい火傷を負わせる。犯人は元弟子の利太郎かと思われたが、結局わからなかった。そして、醜い顔を佐助に見られたくないという春琴の思いを察した佐助は、自らの眼を針で刺し、盲人(もうじん)となる。

解説

元祖(がんそ)ツンデレともいうべき春琴。しかもそのツンぶりが凄(すさ)まじい。わがままで超傲慢、すぐ他人のせいにするし、しまいには三味線のバチで殴ったりする。しかし凛としていて気品がある。こういう高貴な傲慢に谷崎は限りない憧れを持っていた。春琴と佐助は、ツンの中に二人にしかわからないデレ状態がある関係。そのゆがみ具合がガッチリとはまってしまい、お互いに取り替えがきかなくなっている。それはまるで鍵と鍵穴のようだ。春琴の不幸な事件は互いを唯一無二の相手とする関係を加速させた。

あ、ありがとうござりますそのお言葉を伺いました嬉しさは両眼を失うたぐらいには換えられませぬお師匠様や私を悲嘆に暮れさせ不幸せな目に遭わせようとした奴はどこの何者か存じませぬがお師匠様のお顔を変えて私を困らしてやると云うなら私はそれを見ないばかりでござります私さえ目しいになりましたらお師匠様のご災難は無かったのも同然、折角の悪企みも水の泡になり定めし其奴は案に相違していることでござりましょうほんに私は不幸せどころかこの上もなく幸せでござります卑怯な奴の裏を搔き鼻をあかしてやったかと思えば胸がすくようでござります。佐助もうなんも云やんなと盲人の師弟相擁して泣いた

郑民钦 译
佐助答道:“啊,谢谢。听到师傅的这一番话,我非常高兴。这是用双目失明也无法换来的。试图使师傅和我陷入悲伤不幸境地的那个家伙,尽管不知道他是何处何人,但如果给师傅毁容是为了让我遭受痛苦,那我就不再看师傅的脸。只要我也成为盲人,就等于师傅并没有遭受这样的灾难,他的恶毒阴谋也就化为泡影。这是那个家伙万万没有料到的。说真心话,我不仅没有感到不幸,反而觉得无比的幸福。一想到我对那个卑鄙的家伙将计就计,攻其不意而制胜,心里就非常痛快。”
“佐助,你什么都别说了!”
失明的师徒二人相拥而泣。

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