高汤

だし

高汤

かつおだし(関東)

鲣鱼高汤(关东)

ダシに使うのは、魚ダシが主流です。また、使用する水も同じ水道水なのですが、関東では硬水と呼ばれるミネラル分を多く含んだ水を利用しています。

主要以鱼作为制作高汤的主材料。另外,虽然都是使用自来水,但关东用的是含矿物质较多的水,常被称为硬水

こんぶだし(関西)

海带高汤(关西)

関西では昆布ダシが多いです。軟水と呼ばれるミネラル分を含まない水を利用しているので、昆布のダシがよく出て、出汁自体に味が沁み込みます。

关西的高汤多以海带高汤为主。因为使用的是含矿物质较少的软水,容易制作海带汤汁,汤汁本身也更入味。

関西のだしといえば、昆布だし+薄口しょうゆ。関東のだしは、かつおだし+濃口しょうゆというのが一般的です(日清の「どん兵衛」は関西と関東で、うどんつゆの味付けを変えていることも有名ですね。)

说道关西的高汤,一般都是海带高汤+口味清淡的酱油。关东的高汤则是鲣鱼高汤+口味较重的酱油。(比如有名的日清“どん兵衛”(一种方便面)在关西买和关东买,调味料会不一样)

実は関東の人はつゆは飲むものではなく、絡めるものとして捉えているようです。したがって、つゆを飲むことが少ないようです。関西では、つゆは「だし」と呼び、うどんなどの場合でも最後まで飲み干すことがあります。

实际上,关东人不怎么喝汤,而是将它当成蘸料来使用。所以他们很少喝汤汁。在关西,つゆ又称为“だし”,像吃乌冬之类的关西人都会把里头的汤给喝光。)

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乌冬•荞麦面

▼うどん・そば

乌冬、荞麦面

たぬきうどん(関東)

狸乌冬(关东)

うどんに揚げ玉(天カス)を入れたものです。

在乌冬里加入油炸食物的碎渣儿(又称为天妇罗的炸面粉部分)。

関東ではどこのお店でも見かけますが、関西ではまず見かけないメニューです。

在关东的料理店里随处可见,但关西的菜单上很少有。

きざみうどん(関西)

刻乌冬(关西)

関西には揚げをきざんで入れた「きざみうどん」というのがあります。九条ネギを入れて、とてもシンプルなうどんです。

在关西有刻乌冬,是指将油炸物切了之后加入其中的乌冬面。里头有九条葱,是一碗非常简单的乌冬面。

関東には「きつねそば・うどん」「たぬきそば・うどん」が存在するが、関西には「きつねそば」や「たぬきうどん」は存在しない。

在关东有“狐荞麦面·乌冬”“狸荞麦面·乌冬”,但关西没有“狐荞麦面”和“狸乌冬”。

京都は「たぬき」と注文すれば、きざみうどんのあんかけが出てきます。

在京都叫一份“狐狸”,就会端上来一份浇上汁的刻乌冬。

食用面包

▼食パン

食用面包

6枚切(関東)

6切片面包(关东)

基本の6枚切。全国的に主流のようです。

基本上都是6切片面包,全国一般都是这样。

5枚切(関西)

5切片面包(关西)

やや厚めの5枚切。関西では、こちらの人気が高いようです。

稍微厚切的5切片面包。在关西,5切片更受欢迎。

全国的には、メインとなる6枚切りが売れ筋の中心ではあるのですが、近畿圏では5枚切りの方がよく売れています。

在全国来说,6切片为销售主流,但在近畿圈内,5切片面包比较畅销。

これは東日本がパリッとした食感を好むのに対し、関西はたこ焼きやお好み焼きなどの“コナモン文化”に代表されるようモチっとした食感が支持されているからではないでしょうか。

相对于东日本人喜欢吃口感较脆的食物,关西人则比较喜欢像章鱼丸子、大阪烧这类代表“面粉类文化”的食物,喜欢软糯的口感。

▼ねぎ

ねぎ(関東)

葱(关东)

東日本には古くから”加賀ねぎ””千住ねぎ”など、代表的な根深ねぎの品種群があります。味自慢のブランドねぎの横綱格は”下仁田ねぎ”。

东日本自古就有“加贺葱”“千住葱”这类,植根深的代表性葱品种。味道最出众的要数“下仁田葱”了。

ねぎ(関西)

葱(关西)

葉ねぎの代表品種は、京都が発祥の”九条ねぎ”。主に薬味などに使われます。

叶葱的代表品种是发祥于京都的“九条葱”。主要被当做佐料来使用。

昔から、関東では主に白い部分(葉鞘)を食べる根深ねぎが栽培され、関西では緑の葉の先端部まで食べられる柔らかい葉ねぎが栽培されていました。

自古以来,关东就主要栽培以吃白色部分(叶鞘)为主的植根深的葱,关西栽培主吃绿叶部分的有柔软叶子的葱。

饭团

▼おにぎり?おむすび?

▼怎么称呼饭团?

おにぎり(関東)

饭团(关东)

おむすび(関西)

饭团(关西)

かつては関西と関東では呼び名も形状も異なった。関東が「おにぎり」で、関西では「おむすび」である。

过去,关西和关东的饭团在名称上和形状上都不一样。关东叫“おにぎり”,关西叫“おむすび。”

武士が持ち歩くために、強くにぎれる三角形のおにぎりが浸透した東京。

(东京武士多)武士为了方便带走,在东京流行起了捏扎实的三角饭团。

商人の町で観劇なども盛んだった大阪では、幕間に食べる幕の内弁当に入るふっくらとした“俵形”のおむすびが主流になったといわれています。

(大阪商人多)在经商和观剧盛行的大阪,过去流行在幕间休息时吃“幕间便当”,里面放的松松软软的“稻草包”状饭团成为了关西主流。

补充知识:「おにぎり」与「おむすび」的区别

豆皮寿司

▼いなりずし

豆皮寿司

いなりずし(関東)

豆皮寿司(关东)

関東のお稲荷さんの形と言ったらコレ!俵型の酢飯に揚げがスッポリ包まっているこの形が主流です。米俵を模写した形?

说起关东的豆皮寿司就不得不提到它!主要呈稻草包状,醋饭被油炸物包裹着。不知道是不是在模仿装米的草袋?

いなりずし(関西)

豆皮寿司(关西)

関西では三角形。具材の入った五目ちらし寿司を中に詰めることがあり、「五目稲荷」と呼ばれることもあります。

关西的豆皮寿司则是三角形。什锦散寿司里会加入馅料,也常被称为“什锦油炸豆腐”。

いなり寿司では関東と関西の形は逆転。関東の俵形に対して、関西は三角。

关东、关西的豆皮寿司在形状上差异甚大,和饭团刚好相反。关东的为“稻草包形”,与之相对,关西的是三角形。

関西風は京都の伏見稲荷が発祥。きつねの耳や伏見稲荷大社のある稲荷山のかたちを模したものとされています。中身も東が白い酢めしだけなのに対して西は具にごぼうやごまを使います。

具有关西特色的豆皮寿司发源于京都的伏见稻荷。有说是模仿狐狸耳朵或是模仿坐落有伏见稻荷大社的稻荷山而成的。寿司里面关东地区的人会放白醋饭进里头,关西人则会放牛蒡或芝麻进去。

杂煮的年糕

▼お雑煮の餅

杂煮的年糕

焼いた角餅(関東)

烤过的角糕(关东)

焼いた四角形の切り餅(角餅)。だしは、醤油ベースのものが主流。

烤过的四角形方糕(角糕)。汤汁以酱油为主。

焼かない丸餅(関西)

没烤过的丸糕(关西)

焼いていない丸い餅。だしは、白みそベースのものが主流。

没烤过的圆形年糕。汤汁以白味增为主。

味噌味としょうゆ味、丸餅と角餅などの東西のお雑煮の違いは、江戸時代からすでにあったと考えられています。

味增味vs酱油味,丸糕vs方糕等关东关西两地杂煮之间的差异,据说江户时期就已经出现了。

江戸時代、江戸には人口が集中していました。そのため一つずつ手で丸める丸餅より、手っ取り早く数多く作れる角餅が使われたと考えられています。

江户时期江户人口密集。为此,人们多选择制作比起制作丸糕效率更快的方糕。

一方関西では 昔から「円満」の意味を持つ縁起ものの丸餅が使われていました。

另一方面,在关西,从前流行象征“圆满”寓意的丸糕。

魔芋丝之差

▼糸こんにゃく・しらたき

▼魔芋丝之差

お鍋やすき焼きに欠かせない白くて細い糸状のこんにゃく。皆さんは何と言いますか?調べると、関東では「しらたき」、関西では「糸こんにゃく」に分かれるのです。

火锅和寿喜烧中必不可少的白色细丝状魔芋。大家都是怎么叫它的呢?经调查,关东称其为“しらたき”,关西称其为“糸こんにゃく”。

しらたき(関東)

魔芋丝(关东)

精製された白いこんにゃく粉を水に溶き、のり状になったものを円筒の小さい穴から湯の中に押し出して作ります。その様子が水しぶきをあげて落ちる滝のように見えることから「白滝」と名付けられたのです。

将精心制作的白色魔芋粉溶于水中,将变成糊状的魔芋从圆筒的小洞中挤出到热水中。因此过程中的水花飞溅犹如落瀑般,从而又名“白瀑布”。

糸こんにゃく(関西)

魔芋丝(关西)

板状に固めたこんにゃくを包丁などで細長く糸状に切って作ります。

把凝固成块的魔芋用菜刀等东西将其切成细长丝状。

寿喜烧

▼すきやき

寿喜烧

すき焼き(関東)

寿喜烧(关东)

みりん・醤油・酒・砂糖などを調合して作ったタレ(割りした)を使って肉と野菜を同時に煮る調理法です。

使用由甜料酒、酱油、酒、砂糖配制而成的佐料(日语又叫“割りした”),将上述佐料与肉和蔬菜同时放进去煮。

すき焼き(関西)

寿喜烧(关西)

まず肉を焼き、砂糖と醤油で好みの味に調え、その後野菜を入れていきます。「割りした」を使わず、煮詰まったら酒や水をさして味を調整します。

首先把肉烤了,再根据自己的喜好用砂糖和酱油来调味,之后将蔬菜放入。不使用“佐料汁”,煮干后加入酒和水来调味。

「すき焼き」とはもともと関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていました。

“寿喜烧”原本是关西独有的叫法,关东曾称之为“牛锅”。

関東風の場合、調味料やだし汁を混ぜ合わせた割下で、「煮る」ように作ります。このような作り方をするのは、「牛鍋」がベースになっているからなんだとか。

关东特色的寿喜烧是将调味料、高汤搅拌在一起后用佐料汁把材料一起煮了。这样的制作方法或许是因为以煮“牛锅”的方法为基础演变过来的。

関西風のすき焼きは、熱した鍋に牛脂をひき、薄切りの牛肉を焼いて、醤油と砂糖で味付けをする、まさに「焼く」調理法。肉は必ず鍋で焼き、だしは使わないので関東のすき焼きよりも濃い味になるようです。

具有关西特色的寿喜烧,在热过的火锅上涂上牛脂,把切薄了的牛肉片放进去烤,酱油和砂糖用作调味,可以说是“烤”的烹饪法。肉必须得在锅上烤一番,因为不使用高汤,与关东的寿喜烧相比味道更浓厚。

その他、水分の調節は野菜でする為、野菜の種類も多いようです。

另外,因为是通过蔬菜来调整水分多少,所以蔬菜的种类也会比较多。

▼肉と言えば…

一说到肉…

豚(関東)

猪(关东)

東京圏では、肉は牛肉にあらず、「豚肉」を指すことが多い。スーパーなどの食肉売場も、関西は牛肉が多量のスペースを占めるが、東京は豚肉に逆転する。

在东京圈内,肉不指牛肉,通常指“猪肉”。在超市的生肉区等地方,关西地区卖牛肉的区域很大,然而东京则相反是猪肉占上风。

牛(関西)

牛(关西)

大阪で「肉」といえば、「牛肉」をさす。豚は豚肉、鶏は鶏肉または「かしわ」と呼ぶ。

在大阪一提到“肉”,往往指的是“牛肉”。猪是猪肉,鸡是鸡肉或叫“かしわ”。

カレーや肉じゃがに入れる肉は、実は東西では全く違います。関西では牛肉を、関東では豚肉を使います。

加入咖喱、土豆炖肉中的肉,实际上关东关西两地区差异甚大。关西放牛肉,关东放猪肉。

豚肉が入っている饅頭。関西では、豚肉入り饅頭だからストレートに「豚まん」と呼ぶ。ところが、東京では、「豚まん」は通じない。「肉まん」の呼び名に変換される。

至于猪肉包子。在关西地区,因为包子里头加的是猪肉因此直接称其为“猪肉包”。而在东京,不流行“猪肉包”这词,而成为“肉包”。

关东煮的配料

おでんの具

关东煮的配料

はんぺん(関東)

鱼肉山芋饼(关东)

ちくわぶ(関東)

圆筒状鱼糕(关东)

ちくわぶは小麦粉と水、塩を混ぜ、棒に巻き付けたものを蒸した料理。関東を中心に食べられている食材です。

圆筒状鱼糕是由面粉和水、盐搅拌在一起,卷成棒状后蒸熟的菜。是以关东为首的地区食用的食材。

牛すじ(関西)

牛筋(关西)

関東のおでんとの違いは、まず味付け。関東が濃い口しょうゆによるやや塩辛い味付けなのに対し、関東煮は薄口しょうゆがベースで少し甘め。

与关东的关东煮不同首先在于其调味。关东是重口味酱油形成的咸辣味道,与之相对的关西的关东煮口味清淡且有少许甜味。

凉粉

▼ところてん

凉粉

ところてん(関東)

凉粉(关东)

ところてんは酢醤油や三杯酢でおかずのように食べるのが主流。

常将凉粉配上醋、酱油或三杯醋当做配菜来食用。

関東では、辛い味付けが主流です。お酢、醤油などで味付けして、お酒のおつまみにちょっとした軽食に、夏は大活躍します。

关东地区兴吃咸辣。用醋、酱油等调味,作为下酒菜来食用,夏天人们尤其爱吃。

ところてん(関西)

凉粉(关西)

黒蜜をかけて、デザートとして食べます。

加上红糖浆,作为甜点来食用。

糖米糕

▼ひなあられ

ひなあられ(関東)

糖米糕(关东)

米粒大で甘い。米を爆(は)ぜて作ったポン菓子を砂糖などで味付けしたものです。

米粒大且甜。用米制成爆米花后用砂糖之类的来调味。

ひなあられ(関西)

糖米糕(关西)

直径1センチ程度の大きさがあり、しょう油や塩味など。餅からできており、いわゆるあられです。

直径有1厘米,用酱油或盐来调味。由年糕制成,通常又称为“あられ”。

どちらがルーツなのかは諸説ありますが、「ひなあられ」という言葉だけが京都から発祥し、関東・関西それぞれもともとは違う形のものを「ひなあられ」と命名したのではないかといわれています。

虽然发源自哪边暂时还没有定论,但“糖米糕”这一词是从京都发源的,有说法是关东、关西都用“糖米糕”来称呼原本不一样的食物。

甘い関東風はお菓子として、醤油や塩味の関西風はお菓子や酒の肴として発展という説がありますが、これも定かではありません。

有说法是关东特色的糖米糕口味偏甜,作为点心食用,关西特色的糖米糕用酱油和盐来调味,当做点心或下酒菜来食用,但这些说法并没有真正的定论。

樱叶饼

▼桜餅

樱叶饼

桜餅(関東)

樱叶饼(关东)

「長命寺」

“长命寺”

小麦粉や白玉粉などの生地を薄焼きにして餡を巻いたなめらかなタイプ。

将面粉或糯米粉微烤,并将馅料包裹,口感润滑。

桜餅(関西)

樱叶饼(关西)

「道明寺」

“道明寺”

餅米を粗くひいてつぶつぶした感じが残っている丸いタイプ。

通过粗略的揉搓米团而制成,该樱叶饼表面粗糙呈圆形。

関東風は小麦粉で作った薄皮で餡をワッフルのように包むのに対して、関西風は砕いたもち米(道明寺粉)を蒸して餡をくるみ、俵型に形づけたものが主流です。

关东特色的樱叶饼用面粉制成薄皮,然后像华夫饼一样把馅料包裹其中。关西风的则是将打碎的糯米(道明寺粉)蒸熟后包裹馅料,多为稻草包状。

いずれもその地方では単に「桜餅」と呼ばれていますが、双方を区別するときには「長命寺」「道明寺」と呼んでいます。

双方都叫樱叶饼,想要区分两地间的差异时,分别称呼为“长命寺”和“道明寺”。

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