一見さんお断りの店を訴えたい

我想告拒绝生客的店

Q:たとえばの話ですが、私が一見さんお断りの店だと知らずにその店に行って断られた場合、行くための交通費などを請求するために訴訟を起こして勝つ確率はどのくらいなのでしょうか?また、一見さんお断りで考えられる法的問題など教えてください。

只是假设,如果我不知道那家店拒绝生客,然后进去被拒绝了的话,提起诉讼要回路费的胜算有多少?另外,从法律角度来看“拒绝生客”这种做法有什么问题,麻烦知道的人告诉我下。

A:訴訟を起こしても勝つ確率は極めてゼロに近いでしょう。法律上、「御客様は神様」ではありません

就算提起诉讼胜算也几乎为零吧。法律上没有“客人是上帝”这样的规定。

客と店は対等であり、双方の意思が合致した場合に契約が成り立ちます。つまり、客がその店で飲食したいという意思と、店がその客に飲食を提供したいという意思が合致して初めて契約が成立し、客はその店で飲食し、店はその代金を受け取る訳です。

客人和店家是平等的,在双方达成共识的情况下合同成立。也就是说,只有客人想要在那家店就餐、且同时店家愿意为那位客人提供餐饮,合同才能成立,客人在店中就餐,店家则收取费用。

ですので、客が店を選ぶのと同様に、店が来店した客に飲食を提供するかしないかは、店側の自由意思です。

因此,和客人选店家一样,店家是否要向客人提供餐饮,也是他们的自由。

私が住んでいる京都には、一見さんお断りの店はたくさんあります。お茶屋に限らず、料亭から数席しかないスナックに至るまで、一見さんお断りの店がいっぱいです。

我住的京都有很多拒绝生客的店。不仅仅是茶室,包括从日式酒家到没几个位子的小吃店,很多都是拒绝生客的。

店としては、一見の客がマナー良く過ごしてくれるのか、きちんと代金を支払ってくれるのか不安です。そのため、常連客の紹介を必要とします。新規の客をその店に紹介する常連客は、その一切を保証することを意味します。紹介した客が代金を支払わない場合は、紹介した常連客がその代金をかぶりますし、紹介した客が店で暴れて店の物を壊したり、従業員にけがをさせたり、他の客に多大な迷惑を掛けたりすると、紹介した常連客までも出入り禁止になります。ですので、常連客は信用できる人にしか店を紹介しません。

生客是否有良好的礼仪、是否会按时结账都是店家所担心的。因此,熟客的介绍就很有必要,这就意味着带生客来店里的熟客能担保一切。介绍过来的客人要是不付钱的话,就由介绍人承担。介绍过来的客人如果在店里胡闹损坏了东西、弄伤了工作人员、或给其他客人造成极大的困扰,那么介绍人也会被禁止再次来店。因此,熟客只会给信得过的人介绍。

一見さんお断りの店は、このような信用の上に成り立っており、収益を犠牲にしてでも、リスクを回避しようとしている店です。

拒绝生客的店就是建立在这样的信用基础上,即使牺牲收益也要规避风险。

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