20多岁中国女子在日本海边失踪,海上漂流36小时80公里后获救!
作者:米亚 译
2024-07-13 15:46
8日の夜、静岡県下田市の海水浴場で遊泳中に行方がわからなくなった20代の中国籍の女性が、10日朝、およそ80キロ離れた千葉県の房総半島の沖合で見つかり、救助されました。女性は浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたところを発見され、脱水症状はあるものの、命に別状はないということです。
8日晚,一名20多岁的中国籍女性在日本静冈县下田市海水浴场游泳时失踪,10日早,日本海上保安部在距离该女性失踪地80公里的千叶县房总半岛的海上找到并将其救助。当时该女性套在救生圈内,已经在海上漂流了36个小时,虽然有脱水症状,但没有生命危险。
海上保安部によると、女性は8日、海開き前だった下田市の白浜大浜海岸で友人と2人で遊泳していたが、午後7時55分頃に行方が分からなくなった。通報を受けた同海保の巡視艇が付近を捜索したが発見できず、9日夕に捜索を打ち切っていた。
海上保安部称,该女性和好友二人8日在下田市白滨大滨海岸的海水浴场正式开放前下海游泳,晚上7点55分左右失踪。接到报警后,海保巡逻艇在附近展开搜索但没有发现该女性,搜索行动持续到9日傍晚。
同海保によりますと、10日午前8時前、直線距離でおよそ80キロ離れた千葉県の房総半島の野島崎沖を航行していた貨物船が女性を見つけた。
海保称,10日上午不到8点,一艘在直线距离80公里外的千叶县房总半岛野岛崎海上航行的货船发现了该女性。
その後、女性は海上保安部のヘリコプターで引き上げられ、救急隊に引き渡されて横浜市内の病院に搬送されたということです。
之后,该女性被海上保安部派出的直升机救起后经由急救小队送往横滨市内医院救治。
女性は脱水症状はあるものの意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。
女性虽然出现了脱水症状,但意识清醒,没有生命危险。
同海保によりますと、女性は黒いワンピースタイプの水着を着用し、浮き輪に体を入れた状態で36時間にわたって漂流していたということです。
海保称,该女性身穿黑色连体泳衣,漂在救生圈内坚持了36个小时。
女性は、聞き取りに対し「泳ぎ始めてから30分ぐらいたったあとに流されていることに気がつき、必死に戻ろうとしたが戻れなかった」と話しているということです。
面对询问,该女性回忆:“我游了30分钟左右后就意识到自己慢慢被冲远,我拼命想游回去,但是怎么都回不去”。
低体温症・熱中症…両方のリスク
低体温症、中暑......两大风险
今回の事例について、明治国際医療大学教授木村隆彦は「36時間、夜を通してということになるのでよく助かった」と驚きを隠せない。
针对本次案例,明治国际医疗大学木村龙彦教授震惊道:“36小时,还经历了整整一夜,居然能救回来”。
同海保は女性が無事発見された要因として、海水温が発見時に24度と高めだったことや、晴れの日が続いて海が穏やかだったことが背景にあるとみている。
海保称该女性之所以能平安被救,是因为发现她时的海水温度较高,为24摄氏度,而且天气一直是晴天,海面比较平稳。
このため、木村教授は「いくら温かいといっても体温より低いので低体温症になる可能性が非常に高い。軽度の低体温症になったかもしれないが、意識がなくなるほど重症化しなかったこと」を、生死を分けたポイントに挙げた。
对此,木村教授指出这位女性存活下来的重点:“无论海水温度多高也依旧比人的体温低,所以这种情形下得低体温症的可能性非常高。本次案例中,这位女性可能也有轻度的低体温症,但没有到失去意识的重症程度”。
データによりますと、水温が20~25℃の場合、意識不明に至る時間はおおよそ2時間~12時間と言われているそうだ。
数据显示,海水温度在20~25℃的范围中,落水人员可能在2~12小时内失去意识。
こうした中、木村教授は「少しでも水から離れられれば体温を奪われることはあまりない」と認める一方、「水の上に出てくれば熱中症の危険性が今の時期は出てくる」と話し、「意識がしっかりしていて、ある程度の知識があれば水に入ったり、上がったりということをやったかもしれないが、いずれにしても熱中症と低体温症の両方のリスクがあった」と指摘する。
木村教授承认:“如果能尽量脱离海水就能避免自身体温降低”,但“现在的季节,一直在水面上的话有可能会中暑”,他指出“这位女性现在意识清醒,或许具备一定的自救知识,在等待救援的过程中交替进入水里和浮上水面,但不管怎样,类似情形下,得中暑和体低温症的风险都是很高的”。
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