日元汇率下跌,中国游客赴日爆买LV! 消费能力为韩国人的5倍!
作者:米亚 译
来源:日本雅虎
2024-06-10 12:35
ゴールデンウィーク(GW)と歴史的な円安が重なり、中国人旅行者のブランド品"爆買い"が脚光を浴びている。
黄金周加上历史性日元贬值,中国游客“爆买”奢侈品备受关注。
中国人旅行者は2019年の半分ほど
中国游客数量只有2019年的一半
GW中に観光地に出かけた人は、中国語の会話を相当耳にしたのではないだろうか。中国は5月1日から労働節の5連休で、この時期は1年の中で日本と中国で大型連休がかぶる唯一の期間なのだ。
想必在黄金周期间到景区游玩的日本人经常能听到中文对话。5月1日是中国的劳动节,有五天的假期,这也是一年中唯一一个日本连休碰上中国假日的时候。
観光の調査によると、2019年は訪日外国人旅行者約3188万人のうち 959万人を中国人が占めた。しかし2023年の訪日外国人旅行者が2019年比78.6%の約2506万人まで回復した一方、中国人は同74.7%減の約242万人にとどまる。外国人旅行者に占める中国人比率は約30%から10%弱まで低下した。複数の要因が重なり、昨年10月の国慶節、今年2月の春節と2回の大型連休も日本のインバウンド業界が期待したほど中国人は来なかった。
据日本观光厅调查统计,2019年赴日外国人旅游数量约3188万人次,其中中国人占到959万人。而在2023年,赴日外国人旅游人数已恢复至2019年的78.6%,约2506万人次,但中国却同比减少了74.7%,只有约242万人。中国游客占比从约30%降至不到10%。由于种种原因,去年10月的国庆节和今年2月的春节两大大型节假日期间,中国游客入境人数并没有日本期待的那么多。
2024年1~3月も訪日中国人旅行者数は2019年の半分ほどで推移し、韓国の6割ほどにとどまり、台湾を下回っている。
2024年1月~3月期间,赴日旅游的中国人数也只恢复到2019年的一半,仅为韩国的6成左右,比中国台湾赴日旅游人数还要少。
京都観光切り上げブランド店へ
逛完京都景点直奔奢侈品店
だが、このGWは日本に来る中国人がこれまでになく増えた。現地旅行予約サイトの調査では、海外旅行先の人気ランキングで日本がトップだった。「大学時代の同級生とたまたま飛行機で一緒になった」「東京のホテルで旧友とばったり会った」という話も聞いた。
不过,这个五一假期,赴日旅游的中国游客数量空前增长。据当地旅游预约网站调查统计发现,日本排在了中国人海外出游地人气榜单第一。很多人表示“在飞机上偶然碰到了大学同学所以就一起玩了”、“在东京的酒店里偶遇了老友”等等。
中国のモバイル決済アプリ「アリペイ(支付宝)」を展開するアント・インターナショナルによると、今年5月1~2日の海外でのアリペイ利用額は前年同期比10%増えた。中でも日本は同164%増と急伸したという。
开展中国电子支付app“支付宝”业务的蚂蚁国际公司表示,今年5月1日~2日,海外支付宝支付额度与去年同期相比增加了10%。其中日本同比增长164%。
一時1ドル160円をつけるほどの歴史的な円安が背景にあるのは間違いない。円は元に対しても安くなっており、爆買いが流行語になった2015年よりも円安の水準にある。5月に10年ぶりに来日した中国人男性は、「物価は北京とほとんど変わらない」と驚いた様子だった。
无疑,1美元=160日元的历史性日元贬值是刺激中国游客前来消费的一大背景。日元对人民币的汇率也更便宜,贬值水准已经与“爆买”这一流行语产生的2015年持平。一位10年没来日本的中国男性游客今年5月再度赴日游玩,惊叹日本“物价和北京差不多”。
4月末には中国のSNSで「日本のヴィトンにいるのは皆中国人」というハッシュタグがトレンド入りした。中国人が日本のブランド店で爆買いする動画も拡散している。
4月末,在中国的社交媒体平台上出现了一个热搜:“日本的LV店里都是中国人”,中国人在日本奢侈品店里爆买的视频也被多次转发。
ルイ・ヴィトンやセリーヌ、プラダなど高級ブランドのバッグや小物は、空前の円安と免税措置によって日本での価格が中国に比べて2~3割安くなっており、SNSには売れ筋アイテムの日中の定価を比較した情報が飛び交っている。
受空前的日元贬值以及免税政策的影响,日本LV、CELINE、Prada等奢侈品包包和小物件价格要比中国便宜两到三成,网上也到处都是畅销商品的中日价格对比资讯。
日本で買って免税の優遇を受ければルイ・ヴィトンのキャリーオール(モノグラム)は日本円換算で約7万円、ディオールのトゥジュールなら約13万円安くなる。日本円で20万円を超えるバッグだと飛行機代を入れても日本で買った方がお得になることが多い。
如果算上在日本的免税优惠,LV的CarryAll(Monogram)包包价格能便宜7万日元左右(约3253元),迪奥的Toujours包则能便宜13万日元左右(约6040元)。光两只包包就便宜了20多万日元(9000多元),就算加上机票钱,也是到日本买更划算。
5月1日で日本を訪れた徐さん(32歳)は、京都観光を半日で切り上げ、大阪に買い物に向かった。旅行中の写真をSNSにアップしたところ、職場の上司から「ヴィトンの小物とミュウミュウのバッグを買ってきてほしい」と頼まれたからだ。
5月1日到日本游玩的小徐(32岁)仅用半天时间就逛完了京都,直奔大阪购物去了。因为上司看到他发的旅游照片后,拜托他“帮忙买一个LV的小物和miumiu的包包”。
1人あたりの買い物額、圧倒的トップ
单人消费额压倒性TOP
実は中国人による日本での高級ブランド漁りは最近始まったことではない。2023年夏にも中国のSNSで「中国人のおかげで日本のヴィトンが大繁盛」というハッシュタグがトレンド入りしている。
其实,中国人赴日购买奢饰品这件事并不是最近才兴起的。2023年夏天,“托中国人的福日本LV超热闹”也上了中国社交平台热搜。
前述の通り訪日中国人旅行者の数は回復せず、日本でも「爆買いはもう起きない」「中国人もコト消費にシフトしている」との分析が広がったが、ツアー客から個人客にシフトしるため爆買いが目に見えなくなっただけで、データを見る限り中国人は相変わらず日本で買いまくっているのだ。
正如上文所说,赴日旅游的中国游客数量迟迟不涨,有人士分析日本“不会再有爆买现象”、“中国人也转向了体验式消费”,随着游客从团队转为个人自由行,我们很少再看到以往的“爆买”势头,但单从数据来看,中国人还是有在日本疯狂购物的。
レジャー・観光で日本に来ている外国人旅行者の1人あたりの買い物金額(2024年1~3月)は、中国人が12万2005円で2位の香港人(8万5099円)、3位のフィリピン人(7万7885円)を大きく引き離し、韓国人の5倍以上に上る。
赴日观光休闲的外国游客中,中国人以12万2005日元(约5700元)的单人消费金额(2024年1~3月)位居第一,第二名是中国香港人(8万5099日元,折合约3980元)、第三名是菲律宾人(7万7885日元,折合约3640元),消费差巨大,是韩国人的5倍多。
※本文译文为沪江日语原创,未经授权禁止转载。