今どきの結婚のあり方として、「共生婚」がじわじわきているようです。

“共生婚”如今逐渐成为人们理想的婚姻状态。

共生婚は事実婚ではなく、ちゃんと入籍して結婚というかたちをとるのですが、生活は夫婦で別。

共生婚区别于事实婚(未领证书但实际过着婚姻生活),会正式入籍,是法律上认可的婚姻关系,但实际生活是夫妻分开的。

おサイフや部屋、生活時間、食事も別になります。

财政支出、房间、生活时间和吃饭都是分开的。

一見、独身生活の延長線上にあるような共生婚ですが、共生婚ってどんなメリットがあるのでしょうか?

乍看共生婚不过是单身生活的扩展,但实际共生婚究竟有什么样的好处呢?

自分の人生を自分でコーディネートできる

自己的人生可以由自己掌握

共生婚は夫婦が別々のおサイフを持ちます。

共生婚是夫妻两人各自管理自己的财政支出。

長い人生、いろんなシーンでお金をつかう機会がありますが、その使い方は男女でちがうことが多いもの。

在漫长的人生中,许多情况都需要用钱,而使用方式上男生和女生有很大的区别。

たとえば病気になったときに、治療に費やしたい金額もちがいますし、老後の貯蓄として残しておきたい金額もちがいます。

比如生病的时候,想要花费在治疗上的金额不同,想要留给老年生活的存款金额也不同。

持ち家がほしいと思う人もいれば、賃貸でいいという意見も。

有想要买房子的人,也有觉得租房也不错的人。

価値観がちがうふたりが同じおサイフだと、お金の使い方はある程度、どちらかに合わせて妥協しなくてはなりませんでした。

拥有不同价值观的两个人如果把钱放在一起用,总有一方需要在具体用钱的问题上迁就另一方。

ですが、共生婚を選べばおサイフは別々。

但如果选择共生婚,财政支出是分开的。

それぞれが稼いだ分だけ、自分で自由に使えるので、自分の価値観で消費できるし、貯蓄もできます。

每个人自由使用自己挣的钱,可以根据自己的价值观进行消费和储蓄。

夫婦の経済格差を気にしなくていい

可以不用在意夫妻间的经济差距

夫婦に経済格差があるといろいろと問題があるものです。

夫妻如果经济方面有差距就会有各种问题。

一緒に暮らすと、どうしてもある方がない方にお金を融通しないとなりません。

如果一起生活的话,有钱的一方就不得不接济没钱的一方。

男性よりも女性の収入の方が多い場合、何かと大変な思いをする女性がけっこう多いようです。

不少收入比男性多的女性觉得这种情况很辛苦。

男性のプライドに気を遣いつつ、自分のお金も多く出さないとならないという状況のにアンバランスさに、ストレスを感じることも。

既要顾及到男性的尊严,自己又不得不多掏钱,这种不平衡让女性感到压力。

その点、共生婚は完全におサイフが別々なので、自由に自分の価値観で使えるのがいいですね。

这一点上,共生婚因为财政双方各自分开,按自己的价值观自由地使用就好。

お互いの収入がわからないままというのも可能ですよ。

也可能出现根本不知道对方收入的情况。

となりに住んでいる安心感

有人住在隔壁的安心感

お互い独立した生活を保ちたい。それでも結婚を望む人は、ひとりではさびしい、なにかあったときに不安と思っているからでしょう。

想要维持各自独立的生活。尽管如此仍向往结婚的人,应该是觉得一个人住太孤单,不安于万一有事发生一人无法解决。

共生婚はまるで独身のような生活ですが、パートナーととなり同士、近くの部屋に住むことで、助けを求めたいときに求められるという利点があります。

共生婚完全就是单身生活,但有一个好处是伴侣就住在旁边的房间,有情况要求救的时候可以获得帮助。

それに、別々の暮らしをしながらも、表向きにはちゃんと入籍しています。

此外,虽然是各自生活,却也是正式入了户籍的。

法律的にも身分が守られるという安心感を得られるのです。

会有自己的身份被法律保护的安心感。

独身ゆえの自由と、結婚ゆえの安心。

因单身而有的自由以及因结婚而有的安心。

この両方のいいとこどりをした結婚のあり方が、共生婚です。

将两种生活方式的好处结合的婚姻就是共生婚。

女性も社会進出をするようになり、経済力を持つようになってきたので、今後このような結婚のあり方がますます増えてくるかもしれませんね。

这样女性也可以安心踏上社会工作,并保持经济能力,今后这种结婚方式或许会不断增加。

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