C-Q1. 日本の大学が「日本留学試験を利用する」とはどういう意味ですか?

A . 「日本留学試験を利用する」とは、日本の大学等が外国人留学生の入学選考に日本留学試験の成績を利用することを意味します。日本の大学等は入学を希望する者の日本留学試験の成績をJASSOに照会して、その成績をもとに入学選考を行います。ただし、大学等では、日本留学試験の成績だけで合否判定をするとは限らず、独自の入学試験や面接も加えて判定する場合もありますので、日本留学試験を受けるだけでなく、入学を希望する大学がどのような選考をおこなうか事前に確認してください。もちろん、JASSOでは、できるだけ日本留学試験の成績のみで、合否判定をしてくださるよう大学にお願いしています。

C-Q2. 日本留学試験に合格しないと日本の大学に入学できないのですか?

A . 日本留学試験は合格不合格を判定する試験ではありません。また、日本語能力試験のように級や認定などもありません。従って、試験結果は点数で示されます。
この試験結果の点数は、日本の大学が留学生を入学選考する際にその留学生の日本語力や基礎学力を判断するために利用します。

C-Q3. 日本の大学に入学するためには日本留学試験を必ず受験しなければなりませんか?

A . 日本留学試験を外国人留学生の入学選考に利用するかどうかは、日本の各大学が決定します。入学を希望する日本の大学がこの試験を利用するかどうか、利用する場合の受験科目と出題言語は事前に利用校に確認してください。

C-Q4. 日本の大学院に入学するためには日本留学試験を必ず受験しなければなりませんか?

A . 日本留学試験を利用する大学院はこのホームページの日本留学試験利用大学院で確認できます。ただし、この一覧に掲載していない大学院でも日本留学試験を利用する場合がありますので、受験希望の大学院に事前に確認してください。

C-Q5. 日本の専修学校に入学するためにも日本留学試験を受験しなければなりませんか?

A . 日本留学試験を利用する専門学校はこのホームページの日本留学試験利用専修学校で確認できます。ただし、この一覧に掲載していない専門学校でも日本留学試験を利用する場合がありますので、受験希望の専修学校に事前に確認してください。

C-Q6. 「TOEFL等の英語圏留学用の試験を課す」とはどういう意味ですか?

A . 日本留学試験には英語科目がありません。ただし、受験者の英語の基礎学力を知るために、入学を希望する日本の大学等が独自に英語の試験を行ったり、TOEFL等の成績を提出させる場合があります。「TOEFL等の英語圏留学用の試験を課す」というのは、国際的な英語の試験、例えば、TOEFLやIELTS等の試験のスコアも要求しているということです。具体的にどの試験が必要なのか、入学を希望する大学に事前に確認してください。

C-Q7. 日本留学試験を受験しなくてもよい大学等はありますか?

A . 日本留学試験を利用しない大学等もあります。日本留学試験を利用しない大学、短期大学は日本留学試験を利用しない大学、短期大学で確認してください。