日媒报道东京大学“挤满”中国留学生!东大周边中餐馆暴增!
作者:米亚 译
来源:日本雅虎
2025-01-16 15:20
国内最難関大学として知られる東京大学に“異変”が起きている。11月下旬から12月上旬の東京都文京区の本郷キャンパス。安田講堂前の銀杏並木と工学部前に聳え立つ大銀杏周辺は中国人観光客で埋め尽くされていた。
日本最高学府东京大学正在发生“异变”。11月下旬到12月上旬,东京都文京区本乡校区。安田讲堂前的银杏林和工学部前的大银杏树周遭,挤满了中国游客。
高価な一眼レフカメラを手にした男性が可愛らしいポーズをする女性を撮るのに余念がない。小さな子どもを含む家族連れも多い。東大のシンボルマークには2枚の銀杏の葉がデザインされているが、その銀杏を大いに楽しんでいたのが中国人というわけだ。黄金色に染まった敷地内から聞こえてくるのは中国語ばかり。
手持昂贵单反相机的男性正专注地为摆出可爱姿势的女性拍照。还有很多带着小孩的家庭前来观光。东大的校徽就由两片银杏叶组成,但热衷于欣赏银杏的却是中国人。洒满黄金银杏叶的校园内到处都能听到中文。
東大の銀杏並木の美しさは中国のSNSでも「美しい風景」として紹介されているため最盛期になると大勢の中国人が集まってくる。安田講堂地下に広がる生協食堂も中国人観光客が列をなしていた。
由于中国社交媒体中也介绍过东大的银杏路是一大“美景”,所以在银杏金黄时会吸引大批中国游客前来观赏。安田讲堂地下的生协食堂中也有中国游客排起了长队。
実は増加しているのは中国人観光客だけではない。東大に入学する中国人も近年激増しているという。
而实际上,不仅是中国游客增多了。近年来,入学东大的中国留学生数量也激增。
東大の教員がこう明かす。
一位东大老师说道:
「留学生総数は2000年頃に2000人を突破し2010年代に入ると一気に増加。2010年代半ば以降から急ピッチで増え始め、今年11月時点で5200人を超えています。国別で見ると最も多いのが中国で、東大全体の留学生の3人に2人は中国人。2位の韓国は全体の約7%であるのに対し、中国人留学生の割合は68%と圧倒的で一大勢力をなしています」
“学校留学生总数2000年前后突破2000人,进入2010年代更是猛增。尤其是到2010年代中期人数不断增多,截至24年11月已经超过5200人。从国家来看,最多的是中国人,东大所有留学生中,每三人中就有两个中国人。第二多的是韩国人,占整体的约7%,而中国留学生已经占比68%,可以说是拥有绝对数量优势的一大群体”。
特に中国人留学生が多いのは大学院だ。大学院は約1万5000人のうち留学生は約5200人となり、そのうち約3500人が中国人というから驚く。およそ5人に1人が中国人となるのだ。なぜ東大大学院にこれほどの中国人留学生が押し寄せるのか。
其中中国留学生人数最多的就是大学院。东大大学院约1.5万名学生,其中留学生约有5200人,3500人都是中国人,这个数字令人震惊。也就是说,5个东大大学院生中就有1个是中国人。东大大学院究竟为何会有这么多中国留学生呢?
「中国の難関名門大学として北京大学や清華大学、四川大学、大連理工大学、中国海洋大学、上海交通大学、復旦大学など39校の重点大学がありますが、例えば北京大学の競争率は3300倍という恐ろしく狭い門なので合格は至難の業。これら39校への合格を諦めて比較的入りやすい大学に入学した学生たちが、4年後に大学院進学を考えた場合、日本の東大が格好の志望校になるのです。アジアにおける東大の知名度は抜群ですし、正直言って昨今の東大大学院は学部に比べてかなり入りやすい。中国人留学生にとっては日本最難関大学の大学院への入学で“受験リベンジ”、別の言葉で言うと“学歴ロンダリング”が果たせるので格好の穴場になっています」(東大関係者)
“中国的知名大学有北京大学、清华大学、四川大学、大连理工大学、中国海洋大学、上海交通大学、复旦大学等39所重点大学,以北京大学为例,它的竞争率高达3300倍,普通人很难考上如此高门槛的学校。那些放弃报考这些重点大学,选择就读相对好考的大学的学生们,如果在4年后考虑进修研究生的话,日本的东大就是他们的绝佳目标。在亚洲范围内,东大知名度够高,而且说实话,如今的东大大学院考起来要比本科学部容易得多。对中国留学生而言,考入日本名门大学的大学院就是‘打了一场翻身仗’,也就是成功‘刷了学历’,所以大家才这么喜欢报考东大大学院”。(东大相关人士)
飛び交う中国語
随处可闻的中文
アベノミクスの副作用による極端な円安の進行で、日本での生活にかかる経済的負担も減っている。1983年に当時の中曽根康弘首相が提唱した留学生10万人計画以降、日本に留学した中国人の子弟らが親の影響を受けて日本に留学するケースも多いという。その結果、東大周辺には町中華では絶対に見かけない“ガチ中華”の店が激増することになった。
安倍经济学的副作用下,日元快速贬值,在日本生活的经济负担也在减少。1983年,时任首相中曾根康宏推出10万留学生计划之后,很多在日本留学的中国人后代都是受到父母的影响来的。其结果就是,中华街中绝对看不到的“正宗中餐店”在东大周边猛开。
それにしても中国人に占拠されてしまったかのような東大キャンパス周辺。教員や日本人学生とのコミュニケーションはうまくとれているのだろうか。
如此看来,中国人仿佛占据了整个东大校园周边。他们可以和老师以及日本人学生顺畅交流吗?
「日本語があまり上手ではない中国人学生もいますが、クラスやゼミには他にも中国人学生がたくさんいますから、孤立しているといった雰囲気はなく、レポートや発表などは中国人学生同士で助け合っていますね。また、教員からすると、実験の準備やゼミ発表の指示を出すと長幼の序に慣れている中国人学生は、嫌な顔をしないでテキパキこなしてくれるので特に年配の教員からの受けはよいです。しかも、最近は東大内に中国系の教員が増えていますから、中国語だけで授業ができてしまいます」(前出の東大の教員)
“虽然也有日语不是那么好的中国学生,但班上和研讨会上会有很多其他中国学生,所以完全不会有被孤立的感觉,论文发表之类的内容,中国学生也会互相帮助。从教师的角度来说,有长幼有序美德的中国学生面对老师提出的实验准备和研讨发表等要求也不会表现出厌恶,而是迅速有序地完成老师的要求,所以一些年长的老师很喜欢中国学生。而且最近东大也有越来越多的中国老师,所以中文授课也不是问题”。(上文东大老师)
そんな中国人留学生は大学を卒業あるいは大学院を修了した後も多くが日本に残るという。中国人留学生の進学指導にあたっている予備校講師がこう話す。
这些中国留学生在大学或者大学院毕业之后,很多都留在了日本。一位指导中国留学生升学的预备校老师这样说道:
「いま中国は就職が厳しいですから日本で仕事をする学生が増えています。親も『日本は治安がいいから安心できる』と考えています。日本の大企業に就職した留学生もいますが、『日本の会社は給料が安い』という理由で外資系に転職してしまうケースもよく耳にします。履歴書は東大卒でしかも日本語、中国語、英語を話しますからどこの企業からも引っ張りだこですよ」
“如今中国面临就业难问题,所以越来越多的学生选择毕业后留在日本工作。父母也觉得‘日本比较安全所以很放心’。也有留学生入职日本大公司,但也经常听到有留学生因为觉得‘日本公司工资低’而跳槽到外资公司。这类人群的履历中不仅有东大毕业的学历,还有会说日语、中文、英语的加持,很多公司都会争取这样的人才”。
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