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動物園の人気者、パンダが竹をえさにすることはよく知られているが、それをどのように消化しているのかは、今まで大きななぞとされてきた。中国の動物学者がこのほど、パンダの腸内で消化を助けている微生物特定した。

众所周知,动物园里的大红人大熊猫以竹子为食,但是大熊猫如何消化竹子迄今为止还是个大谜团。最近,中国的动物学家指出大熊猫的肠内有帮助消化的微生物。

パンダが食べる竹の主成分は、セルロースと半セルロース。ところがパンダの消化器官は草食動物より肉食動物に近く、エネルギー源となるはずのこれらの成分を分解する酵素が存在しない。その代わり、分解能力のある微生物が腸内にすんでいるとの説が有力視されてきた。

大熊猫所吃的竹子的主要成分时纤维素和半纤维素。然而比起草食动物,大熊猫的消化系统更接近于肉食动物,并不存在着能够分解作为能量源的食物成分的酶。取而代之的,大熊猫肠内存在着具有分解能力的微生物之说被视为有力说法。

この微生物を突き止めたのが、中国科学院の動物学者、魏輔文氏らの研究チームだ。米科学アカデミー紀要に掲載された研究結果によると、魏氏らは野生や飼育中のパンダのふんを採取し、その中に現れる微生物の遺伝子5000種類以上を集めて、草食動物の腸内微生物と比較した。

发现这种微生物的是中国科学院的动物学家魏辅文的研究小组。根据登载在美国科学院院刊上的研究结果表明,魏先生等人采集了野生及圈养的大熊猫粪便,收集了粪便中出现的5000多种的微生物基因,与草食动物的肠内微生物进行了比较。

この結果、パンダの腸内では、クロストリジウムと呼ばれるグループに近い細菌がセルロースなどを分解していることが分かったという。

结果表明,大熊猫的肠内有类似于梭菌的细菌能够对纤维素进行分解。

魏氏によると、パンダはまれにネズミや子ジカを食べることもあるが、竹がえさの約99%を占め、1日に10~20キロも平らげて消化効率の悪さを補っている。腸内微生物のほかにも、大きな臼歯と強い咀嚼(そしゃく)筋を持ち、消化管内の粘液が多く、親指のような突起が発達していて物をうまくつかむことができるなど、竹を食べるのに適したさまざまな特徴が挙げられるという。

根据魏先生所说,大熊猫虽然也会极少地吃一些老鼠和幼鹿,但是竹子还是占了其食物的99%,它们每天可以消耗10至20公斤的竹子来平衡消化效率的低下。除了肠内的微生物,研究人员还提出了大熊猫拥有大的臼齿、超强的咀嚼肌肉以及丰富的消化道黏液,还有发达的类似于大拇指一样能够顺利抓住东西的突起等等一系列适应吃竹子的特征。

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