还记得狐假虎威的故事吗?好像老虎的威猛总是输给狐狸呢。老虎和狐狸赛跑谁输谁赢呢?在故事结尾,还有猫为什么要追着老鼠跑的原因解析哦。
トラと狐、和歌山県の民話。 むかしむかし、中国のトラが海を越えて、日本へとやって来ました。 日本のキツネは頭が良いと聞いたので、キツネと勝負をしようと思ったのです。 トラはキツネを見つけると、さっそく言いました。「俺は中国から来たトラだ。何でもよいから、お前と勝負をしたい。」 「ふーん、勝負ねえ」 キツネは、竹やぶを見ながら言いました。「勝負なら、竹やぶの中での早歩き競争はどうですか?時間は明日の朝。こっちの竹やぶの端から出発して、反対側の端まで先に到着した方が勝ちです。」 「よし、それはいい」トラは、ニヤリと笑いました。 トラは竹やぶの中に住んでいるので、竹やぶの中での早歩き競争なら勝ったも同然です。 けれどキツネには、ちょっとした考えがあったのです。 キツネはトラと別れると、すぐに仲間のキツネを集めて早歩き競争の事を話しました。 「いいか。ここで負けたら、我々日本のキツネの恥になる。 そこでだ。今夜のうちから、みんなはあちこちに隠れていてほしいんだ。 そしてぼくが、『よーい、どん!』と、大声で言ったら、ぼくのふりをして先に反対側の端で立っているんだ。中国のトラは、キツネと言う生き物はぼくしかいないと思っている。 だから反対側の端にキツネが立っていたら、てっきりぼくが先についたと思ってくやしがるだろうよ。」 「よし、わかった」仲間のキツネは、さっそくあちこちに隠れました。 さて、朝が来ました。 トラは大はりきりで、竹やぶの出発点にやって来ました。 「では、トラさん、始めますよ」 キツネはそう言うと、大きな大きな声で 「よーい、どん!」と、言いました。 するとトラは、さっそく早足で竹やぶの中を歩き始めました。 一緒に歩き始めたキツネを引き離して、ぐんぐんと竹やぶを進んで行きます。「わはははは。おろかなキツネめ。このおれにかなうものか」トラは、大笑いです。 ところが反対側の端近くに来て、トラはびっくりです。 なぜなら、ずっと後ろにいるはずのキツネが、にやにや笑って立っていたからです。 「なぜだ!」トラはくやしがって、キツネに言いました。 「もう一度勝負だ。ここから元の場所まで競争しよう!」 「いいですよ。では」 キツネは、大きな大きな声で、 「よーい、どん!」と、言いました。 トラは、さっきよりも頑張って、竹やぶの中を進みました。「よし、今度こそおれさまの勝ちだ」 そう思ったのですが、最初の場所にはすでにキツネが立っています。 「トラさん。遅かったですねえ。」 トラは、またまたくやしがり、もう一回、もう一回と、それから七回も競争を繰り返しました。 でも、何度やっても同じ事です。 「ちくしょう、おれさまが負けるなんて!」くたくたにくたびれたトラは、くやし涙をこぼしながら中国へ帰って行きました。 けれど中国に帰ったトラは、キツネに負けた事がどうしてもくやしくて、自分の家来のネコに命令しました。「お前たち、日本へ行って、キツネに噛みついてやれ!」 でもトラが日本へ送ったネコは、とてもあわてん坊のネコで、『キツネ』と『ネズミ』と聞き間違えて日本に来てしまったのです。 それで今でも、ネコはネズミを見つけると、追いかけまわすのだそうです。
很久很久以前,中国的老虎漂洋过海来到了日本。 听说日本的狐狸很聪明,所以老虎想和狐狸一决胜负。 老虎一见到狐狸就说「我是中国来的老虎。不管怎么样,我都要和你一决胜负。」 「呼—要决胜负啊」狐狸看着竹林说道。「要决胜负的话,就在竹林中赛跑如何?时间是明天早上。从这端的竹林出发,先到那端的就为胜者。」 「好的,那就这么办」老虎抿嘴一笑。 因为老虎是住在竹林里的,所以在竹林中赛跑的话是必胜无疑的。但是,狐狸已经有了自己的打算。 狐狸和老虎分别后,马上召集了同伴们,并且把赛跑的事情告诉了同伴们。 「听好了。如果这次输了的话,就会成为我们日本狐狸的耻辱。所以,今天晚上,希望你们藏在各个角落。在我大声的喊完『好—砰!』后,就假装是我,站到对面去。中国的老虎以为狐狸只有我一个。所以看到狐狸站在对面,肯定认为就是我。」 「好的,明白了」狐狸同伴们马上藏到各个角落里去了。 第二天,老虎大摇大摆地来到了竹林的出发点。 「那么,老虎先生,我们开始吧」狐狸一边这么说着,一边很大声地喊道「好—砰!」 然后老虎就立刻跑进了竹林。 老虎把一起起跑的狐狸远远地甩在后面,在竹林里飞奔。「哇哈哈哈,愚蠢的狐狸啊,怎么可能胜过我。」老虎大笑着。 但是,在跑近对面时,老虎却大吃了一惊。 为什么呢?因为,原本应该在后面的狐狸,居然冷笑着站在前面。 「为什么!」老虎很不甘心的对狐狸说道。「我们再比一次。这次从这里出发。」 「可以啊,那么」狐狸大声地说道「好—砰!」 老虎跑得比刚才更拼命了,在竹林中前行。「好,这次肯定是我赢」 虽然是这样想的,但是跑到开始的地方时,发现狐狸又站在那里了。 「老虎先生,跑得可真慢啊。」 老虎怎么都不甘心,一次又一次,反反复复地比了七次。但是,都是一样的结果。 「可恶,我怎么能输呢!」精疲力尽的老虎流着不甘心的眼泪,回到了中国。 但是回到中国后的老虎对输给狐狸这件事怎么都不甘心,命令自己的随从猫「你们去日本,给我咬死那个狐狸!」 但是,老虎送到日本去的那只猫是个冒失鬼,把『狐狸』听成了『老鼠』,就这样来到了日本。 所以,听说即使是现在,猫一看到老鼠还要追着到处跑呢。