沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

むかしむかし、阿波の国(あわのくに→徳島県)に、阿波のデコ忠(あわのでこちゅう)と呼ばれる変わり者で有名な人形師がいました。

很久很久以前,在阿波国(德岛県)有个有名的木偶雕刻师,人称阿波人偶忠,是个怪人。

デコというのは、木彫りの人形のことです。

所谓的人偶,就是指木刻的人偶。

このデコ忠がつくる人形は顔の表情がとても良いので、ふつうに売られる人形の何百倍も高い値段でもすぐに売れてしまうのです。

这个人偶忠做的人偶表情很丰富,虽然价格要比普通在卖的人偶贵几百倍,但是也能很快卖完。

ですからデコ忠は、たちまち大金持ちになってしまいました。

所以人偶忠不久就成了个富翁。

さて、お金にはあまり関心(かんしん)のないデコ忠は、ある時、足が不自由なお遍路(へんろ)さんを見かけました。

话说,人偶忠对金钱没什么概念,有一天遇到了走路不便的巡礼者。

足を引きずり、地をはうようにしながら四国のお寺巡りをしているお遍路さんに、デコ忠はお米を一俵ほどこしました。

拖着腿,仿佛贴着地面爬行一般,一边巡访四国的寺庙,对于这样的巡礼者,人偶忠施舍给了他一袋米。

お遍路さんはありがたく受け取りましたが、一のお米なんて重すぎて持ち歩くことが出来ません。

巡礼者满怀感激地接受了,可是一袋米太重了,没办法扛着走。

そこでこのお遍路さんは三ヶ月も同じ宿にいて、毎日満腹になるまでお米のごはんを食べたそうです。

听说巡礼者因此三个月都住在同一家旅馆,每天吃饭吃到撑。

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。