【日本民间故事】吃进去什么才能结束呢
作者:小尾巴译
来源:福娘故事集
2011-01-23 16:51
むかしむかし、とても酒好きな男が、町でお酒を飲んでの帰り道、急に喉が渇いて水を飲みたくなりました。
很久很久以前,有个嗜酒如命的男子,在镇里喝完酒回家路上,突然感觉口干舌燥很想喝水。
「ああ、喉が渇いたな。どっかに水はないかな?」
「啊,喉咙好干啊。什么地方有水啊?」
辺りを見回すと、一軒の家の前に水の入ったおけが置いてありました。
看了一下周围,看到一户人家前面放了装了水的木桶。
それはとても汚い水で、蚊の幼虫のボウフラがたくさんわいていましたが。
这水很脏,飘着很多蚊子的幼虫。
「もう、我慢できん!」と、酒飲みはおけの中に首を突っ込んで、その汚い水をガブガブと飲んだのです。
「算了,忍一下吧!」酒鬼一头扎进木桶里,咕咚咕咚喝了一肚子水。
「あー、喉の渇きが治まった」
「啊—终于不渴啦」
ところがお腹の中のボウフラがウヨウヨと動くので、気持ちが悪くなって家に帰っても寝る事が出来ません。
但是喝下去的幼虫在肚子里游来游去,感觉很恶心,就算回了家也无法入眠。
そのうちに治るだろうと思いましたが、お腹のウヨウヨは朝になってもひどくなるばかりです。
原以为可以治好的,可是到了早上,肚子里的蠕动反而越发严重了。
「弱ったなあ」
「可真虚弱啊」
酒飲みが青い顔で寝ていると、友だちがやって来ました。
酒鬼脸色苍白的睡着的时候,朋友来了。
「どうした?そんなに気持ちの悪そうな顔をして」
「怎么回事?脸色这么差啊」
酒飲みが訳を話すと、友だちが言いました。
酒鬼就把事情原委告诉了朋友。
「それなら、金魚を飲めばいい。ボウフラは金魚のエサだから、金魚がみんな食べてくれるさ」
「这样的话,吃条金鱼就好了啊。幼虫是金鱼的食物,所以金鱼都能帮你吃光的」
「そうか、その手があったか」
「这样啊,还有这一手呢」
酒飲みはさっそく、金魚を一匹飲み込みました。
酒鬼马上吞了一条金鱼。
ところが、お腹に入った金魚がボウフラを追い回すので、余計に気持ち悪くなりました。
但是,进入到肚子之后的金鱼到处追幼虫,反而更加觉得恶心了。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
「切,尽告诉我一些没用的」
酒飲みが気持ち悪そうに寝ていると、別の友だちがやって来て言いました。
酒鬼很不舒服的躺着的时候,另外一个朋友来了说道。
「それなら、鳥を飲めばいい。鳥なら、ボウフラも金魚も食べてくれるさ」
「那样的话,吃个鸟就好了。鸟的话,蚊子幼虫和金鱼都能吃掉了」
「そうか、その手があったか」
「这样啊,还有这一手呢」
酒飲みは、さっそく鳥を飲み込みました。
酒鬼马上吃了一只鸟。
鳥はボウフラも金魚も食べてくれましたが、食後の運動にお腹の中でバタバタと暴れるので、酒飲みはお腹が痛くてたまりません。
虽然鸟既能吃蚊虫也能吃金鱼,但是鸟吃完后就在肚子里做运动,扑腾扑腾地乱飞,酒鬼的肚子痛的不得了。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
「切,尽告诉我一些没用的」
酒飲みは青い顔で、鳥が暴れない様にお腹を押さえていました。
酒鬼脸色发青,按住肚子不让鸟乱飞。
するとそこへ、また別の友だちがやって来て言いました。
这时候,又有朋友来了。
「それなら、おれのおじさんを呼んでやろう。おれのおじさんは鳥を捕まえる名人だ」
「这样的话,喊一下我的叔叔吧。他是捕鸟的名人呢」
「そうか、その手があったか」
「这样啊,还有这一手呢」
それで酒飲みは鳥を捕まえる名人のおじさんに、お腹の中へ入ってもらうことにしました。
于是,酒鬼就让捕鸟名人钻到自己的肚子里去。
おじさんはいつもの様にかさをかぶり、鳥を捕まえるさおを持って酒飲みのお腹の中へ入っていきました。
大叔像往常一样,戴上草帽,带上捉鸟的竿子就进到了酒鬼的肚子里去了。
さすがは名人です。あっという間に鳥を捕まえると、外へ出て来ました。
不愧是名人,一会儿功夫就捉到鸟出来了。
ところがうっかりかさを忘れてしまったので、酒飲みのお腹はガサガサして、ますます気持ちが悪くなったという事です。
但是由于太粗心,忘记拿草帽了,所以草帽在酒鬼的肚子里沙沙作响,让他觉得更加不舒服了。
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