第30回夏季五輪ロンドン大会は12日、ロンドン市内の五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間にわたる熱戦の幕を下ろした。

史上最多となる3度目の開催となったロンドン大会には、204の国・地域の代表と、個人資格で参加した選手が26競技、302種目で熱戦を繰り広げた。参加した国・地域すべてが女子選手を派遣し、26競技すべてで女子種目が実施される画期的な大会だった。

日本は金7、銀14、銅17個、合計38個のメダルを獲得し、メダル総数では2004年アテネ大会の37個を上回り、過去最多を記録した。金メダル数では前回北京大会の9個を下回り、金メダル獲得数の国別順位は11位で、目標とした5位以内に届かなかった。

今大会のメダル獲得数のトップは米国の104個で、このうち46個が金メダル7 件だった。2位は中国の87個、3位はロシアの82個だった。開催国の英国は、1908年ロンドン大会以来最多の65個を獲得した。

次回の16年はブラジルのリオデジャネイロで開催され、ラグビー(7人制)とゴルフを加えた28競技が行われる。

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