Q:想いと思いの違いはなんでしょうか?回答お願いします。

A:最も大きな違いは、「おも(う)」という訓読みが常用漢字表に載っているのは「思う」だけだということ。公文書や教科書、新聞記事などに「想う」を用いることはありません。

ただし、一般社会では、「想う」も好んでよく使われます。「想う」が禁止されているわけではありません。

その使い分けに関して、「『ことば』シリーズ29 言葉に関する問答集14」(文化庁)では、次のように述べています。(以下、】までが引用です。)

「思う」は一般的に広くおもう場合に使われ、
思考・思案・思索思慮・意思
などの漢語をつくるが、

「想う」はある対象を心に浮かべるという気持ちが強く、
想起・回想・追想・感想・予想・夢想・空想発想
などの漢語を構成する。特に、
想を練る・楽想・構想・詩想
などの語は、絵画や音楽・小説などの組み立てについて考えるという意味を表している。】

以上から次のように結論づけられると”思い”ます。
広く「思う」が使われるが、「ある対象を心に浮かべる」という気持ちが強い場合や、「芸術作品の構想を考える」という場合には、「想う」が用いられることも多い。

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