Q：地震の震度とマグニチュードの違いはなんですか？

A：地震の大きさを、声の大きさに置き換えて考えてみましょう。

耳元でささやかれても、あまりよく聞こえませんが、大声を出されるとうるさいですよね。離れた場所でも、大声だと良く聞こえますね。

地震もこれと同じで、地下で起った揺れ度合い（マグニチュード）が少しだと、地上にいる人には少しの揺れ（震度）しか伝わりませんが、地下で起った揺れ度合い（マグニチュード）が大きいと、地上にいる人にも大きな揺れ（震度）が伝わります。

もう少し掘り下げて言うと、地下で起こる揺れ（地震）は、地下にある巨大な岩が動いて起ります。この巨大な岩の動いた大きさをマグニチュードの大小で表しています。これによって、人が地上で感じる揺れの大きさを震度の大小で表しています。なので、マグニチュードと震度は別ものです。動いた岩が、より巨大で、よく動いたほどマグニチュードの数が大きくなります。

普通は、マグニチュードが大きくなると、人が地上で感じる揺れの大きさ（震度）も大きくなります。しかしその感じかたも、揺れが起きた場所（震源）の真上にいるか、離れた所にいるかで変わってきますね。

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