「竜馬暗殺」の個性派俳優11日に姿見せたのが最後映画「竜馬暗殺」や「祭りの準備」などで知られる俳優の原田芳雄さんが19日、肺炎で死去した。71歳。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。

昭和15年2月29日、東京生まれ。高校卒業後、俳優座を経て43年、貞永方久・山根成之監督「復讐の歌が聞こえる」で映画デビュー。野性味あふれる存在感で注目を浴びた。

その後、黒木和雄監督と組んだ「竜馬暗殺」(49年)や「祭りの準備」(50年)、鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」(55年)などで高い評価を得た。

ベテランから若手まで多くの監督から高い支持を受け、数多くの作品に出演。平成に入ってからは「寝盗られ宗介」(4年)「スリ」(12年)でキネマ旬報主演男優賞、「鬼火」(9年)で毎日映画コンクール男優主演賞などを獲得している。年齢を重ねたあとも、「オリヲン座からの招待状」(19年)や「歩いても歩いても」(20年)などで味わい深い演技を見せた。15年、紫綬褒章受章。

20年に大腸がんの診断を受けたが回復。今年5月になって、腸閉塞と誤嚥性肺炎を併発して入院した。今月11日、都内で行われた遺作「大鹿村騒動記」(公開中)の完成披露試写会に車イスで姿を見せたのが最後となった。

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