「ね」と「よ」の使い分けは難しい!
「日本人は会話の語尾に、“ね”か“よ”をよくつけると思った」という阿哲は、「中国語には似た表現の“ウォ/口へんに屋”と“ナ/口へんに尼”があるけれど、意味合いはかなり違う」と説明。「“ね”は肯定に加えて相手にも同意を求める感覚を持ち、“よ”は主張を主観的に伝え相手の気持ちは考えない」と述べた。

「ね」和「よ」的使用很难区分!
阿哲说“感觉日本人对话时常在句尾加上「ね」或「よ」”,并说明“汉语里有相似的表现‘ウォ/屋加上偏旁【喔】’及‘ナ/尼加上偏旁【呢】’,但意思上差别很大”。“ 「ね」表示肯定的同时还有征求对方同意的语感,「よ」则主观地传达自己的主张,没有考虑对方的心情”。

「例えば“今日は暑いですね”というのは、“今日は暑い!あなたもそう思いますか?”という意味で、“今日は暑いですよ”は、“相手がどう思うかは関係なく、一方的に暑い”と伝える場合に使う。日本人は個人主義を通さず、集団意識を尊重する国民性なので、自分の主張を強く通すことは控え、相手との関係を悪くすることは好まない。意見を言う時は“ね”という言葉で相手の様子を伺いながら、相手に認めてもらった上で意見を言う習慣がついているようだ」と阿哲は述べる。

“例如「今日は暑いですね」这句话,意为‘今天真热!你觉得呢?’而「今日は暑いですよ」则表示‘单方面这么认为,和对方的想法无关’。日本人有着不固执于个人主义、尊重集团意识的国民性,因此他们不会强硬地坚持自己的观点,不喜欢把关系搞糟。表达意见时会用「ね」,习惯观察对方神情、在取得对方认可的基础上说出意见。”阿哲这么说。

そして「“よ”を使ってしまうと、相手への配慮が足りない場合もあるので使い方に気を付けよう!」と忠告。「相手が不安になっている時は“そんなことありませんよ”と励まし、謙遜(けんそん)したい時も“そんなに上手じゃありませんよ”と言ったりする。台湾人に“ね”と“よ”の使い分けは難しいが、むやみに“よ”は使わないように。主張が強いと思われて、日本人に嫌われてしまうかもしれない!」と心配している阿哲。日本語が持つ繊細な意味合いを理解した上で学習ポイントを解説しており、日本人にも参考になるような内容がつづられている。

而且阿哲建议“用「よ」有时会让人觉得对对方考虑不周所以要注意使用方法!”“对方不安时鼓励对方要说「そんなことありませんよ」(怎么会呢),表示谦逊则要说「そんなに上手じゃありませんよ」(哪有那么厉害啊)。台湾人很难区分「ね」和「よ」的用法,因此不要随便使用,否则可能会让日本人觉得太强势而遭反感!”在理解日语所持细微含义的基础上对学习重点进行了解说,也值得日本人参考。

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