《仁医》台词节选:

「龍馬さんがペニシリンを売るんですか!?」

「あれから考えたのじゃ。薬と、その使い方を共に説明して、この日の本はもちろん、ゆくゆくは、海の外にも売れば、仁友堂も潤いたるし。その仲立ちをわしがすれば、海軍塾も潤う!一石二鳥だとは思わんかえ?」身を乗り出して説明する龍馬。

「・・・そうかもしれませんが、龍馬さん、近いです。」

「・・おぉ。金ばっかりじゃのうて、戦わずして、日の本を一つにすることも出来るがじゃ。」

「一つ?」

「志士達は、遊郭で密談をしゆうき、痩毒病みだらけじゃ。どうせ痩毒で死ぬがじゃったら、その前に蹴りじりや!そう思っちょる。そこに先生が作った、このペニシリンが出てくればどうぜよ!命が掛かれば、考えを捨てる者もおるろう。攘夷派と開国派は、無用な戦いをせんで済むとは、思わんかい!?」

「そんなことしたら歴史が、」

「歴史が、なんじゃ?」

「あいや・・」

「よろしいですか?」咲の声。慌てて離れる二人。

「野風さんからでございます。」

「野風さん?」

仁宛てに届いた手紙は、野風からだった。
手紙を広げる仁を切なそうに見つめる咲。

『内密でご相談に乗っていただきたい事がありんす。本日五つ、鈴屋においで下さりたく存じます。何卒、皆様には、この旨を伏せていただきたく、』

気付くと龍馬が手紙を覗き込んでいた。

「龍馬さん!」

「ほいたら、行くぜよ。」

「は?」

「花魁ーーー!!」

「・・・」

「どなたかが、ご病気かもしれませんし、行かれた方が宜しいのではないですか?」と咲。

「・・・そうですよね。あ、揚げ出し豆腐!」

「私の揚げ出しなど、いつでも食べられます。」

「・・・」

「行ってらっしゃいませ。」

相关日语知识点讲解:

●この日の本はもちろん、ゆくゆくは、海の外にも売れば、仁友堂も潤いたるし。

1、とどこおることなく物事が進行するさま。どんどん。ずんずん。
事情进行的顺利,或者是进展很快,不停滞的意思;

2、遠慮のないさま。はばからないさま。
不客气,不顾及,不怕;

●その仲立ちをわしがすれば、海軍塾も潤う!

1、双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。
仲立ち【なかだち】,就是常说的中间人,中介;如:知人の仲立ちで見合いする/ 通过媒人相亲

2、他人間の商行為の媒介をすること。
在商业行为上的话,就该称作经纪人了;

一石二鳥だとは思わんかえ?

一つのことをして、二つの利益を得るたとえ。一つの行為や苦労で、二つの目的を同時に果たすたとえ。一つの石を投げて、二羽の鳥を同時に捕らえる意から。今では、ここから「一石三鳥」「一石四鳥」などという語も使われる。

一石二鳥【いっせきにちょう】,原意是扔一颗石子打到两只鸟,比喻做一件事情得到两种好处;现在还可以延伸来用,一石三鸟,一石四鸟等等。

●攘夷派と開国派は、無用な戦いをせんで済むとは、思わんかい!?

「せん」は「しない」って意味なんです。九州では普通に使います。
「せん」就是否定「しない」的意思,在九州使用得很广泛。

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