《仁医》台词节选:

「なんじゃ、この音は。」と龍馬。

「恐らく、頭に穴を開けているのでしょう。」

「頭開けるとは、大変なことじゃのう。」

「坂本殿。不謹慎ではございませぬか。」そう言い酒を飲み干す龍馬。

「大丈夫じゃ。南方仁なら。・・・匂うの。」

「何がですか?」

「花魁たちの、肌の匂いぜよ。」

「・・・外で待っております。」

恭太郎が部屋を出ていく。

「一人になると、ますます匂う。」

ふすまの前まで匂いを辿っていく龍馬。

すると、ふすまが開く。そこには野風が立っていた。

「なんとまあ、鼻の利くお人でありんすなぁ。」無表情でそう言う野風。

「・・・おぉ!お!おー!お・・おおお!!」それしか言葉の出ない龍馬。

店の前で待つ恭太郎は、一人の花魁が自分を睨んでいることに気付く。

「拙者に、何か?」

「・・・」

骨に穴を開け、膜をメスで切ってみるが、血腫は見つからなかった。

「そんな・・・。」

「血など溜まっておらぬではないか!」と医者。

「・・・もう一つ穴を開けます。」

「二つも開けるのでございますか!?」と女将。

「・・・始めます。」

相关知识点讲解:

●大丈夫じゃ。南方仁なら。 ・・・匂う

匂う【におう】

1、よいにおいを鼻に感じる。かおりがただよう。
有香味儿,散发香味,发出芳香;如:百合の花が匂う/ 百合花散发着芳香

2、鮮やかに色づく。特に、赤く色づく。また、色が美しく輝く。照り映える。
显得鲜艳,美丽;如:朝日に匂う山桜/ 旭日映照的非常鲜艳的野樱

3、おかげをこうむって、栄える。引き立てられる。
承蒙关照,被照顾;因为这个意思不经常见到,所以了解一下。

在这里指的就是香气的意思。

●なんとまあ、鼻の利くお人でありんすなぁ。

鼻の利く,嗅觉敏感,鼻子灵;

ありんす、「あります」の音変化。江戸新吉原の遊女が用いた語。
あります的音变,江户时期的歌妓经常使用。

拙者に、何か?

一人称の人代名詞。武士が多く用い、本来は自分をへりくだっていう語であるが、尊大な態度で用いることもある。

拙者【せっ‐しゃ】,第一人称“我”,武士常用,本来是对自己的谦恭语,但在骄傲自大的时候也有用。

 

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