話し手の気持ちを表わす終助詞「よ」と「よね」

表示说话人情绪的终助词“よ”和“よね”

①(駅で、前を歩いている人が切符を落とすのを見たとき)

「あのー、切符を落としましたよ」

①(在车站,看见走在前面的人的车票掉了的时候)

“诶——你车票掉了。”

②(会社でAさんとBさんの会話で)

②(在公司,A和B在说话)

A「会議は10時からですね」

A:“会议十点开始吧。”

B「いいえ、10時30分からですよ」

B:“不,是十点半开始的。”

③(家の中で夫が妻に)

③(在家中,丈夫对妻子说话)

「あれ、ビールがない。買ってあったよね」

“诶呀,啤酒没有了。之前买了的吧。”

「よ」や「よね」はどういう気持ちで使われるのでしょうか。

“よ”和“よね”是用来表达什么样的情绪呢

①②の例文の「よ」は必ず用いなければならないものではありません。「あのー、切符を落としました」「いいえ、10時30分からです」でもいいのですが、「よ」を入れたほうが自然な感じがします。

①②例文中的“よ”并不是必须使用的词汇。在“あのー、切符を落としました”“いいえ、10時30分からです。”这两句中也是,但是使用“よ”的话会有更自然的语感。

それは、「よ」も聞き手が知らないことを述べるときに使う役割をもっており、基本的には聞き手の知らないことに注意を向けさせるという機能があるのです。

“よ”也有着叙述听话人不知道的内容的作用,但基本上是用作提醒听话人去留意他不知道的事情的功能。

③の「よね」は取ると不自然に感じます。それは「よね」の意味は「ね」に近いからです。相手に確認する「ね」が「よね」に置き換わったと考えられます。

如果把③的“よね”去掉的话,会有不自然的感觉。那是因为“よね”的意思和“ね”相近。普遍认为,向对方表示确认的“ね”是由“よね”转化成的。

既に聞き手も見たものに対し、確認や同意を求める場合には、よく「よね」が使われます。

对于对方已经有认知的事物,寻求确认或者同意的情况下,总是使用“よね”。

ただ、「よね」には話し手自身の意見や記憶が不確かなところがあるというニュアンスが強くでるため、明らかに異議が出そうもない場面では、「よね」で確認することはできません。

只是,因为“よね”有着说话人自身的意见或者记忆有不太准确的地方的微妙语气,所以在不能明确提出异议的情况下,是不能用“よね”做确认意义的表达的。

「今日は暑いですね」

“今天很热呢。”

「今日は暑いですよね」

“今天很热啊。”

どちらが自然でしょうか。

这两句都很自然吧。

また、聞き手が知らない情報についても「よね」は使えません。

还有,“よね”在提到关于听话者不知道的情报时也不能使用。

「締め切りは何日ありますか」

“截止日期是还有几天呢?”

○「えーと、あと1週間ですね」

○“那个啊,还有一周呢。”

X「えーと、あと1週間ですよね」

X“那个啊,还有一周是吧。”

「ね」「よ」「よね」はいずれも、聞き手がどのぐらい知っているか、話し手と同じ意見かどうかなど、聞き手ことを考えながら発話する日本語ならではの表現だと言えるでしょう。

“ね”“よ”“よね”中的任意一个都体现了说话人一边思考着听话人了解多少或者和说话人是不是同一个意见等等事情一边发话的日语独特的表现形式。

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