什么鬼：日本科学家获搞笑诺贝尔奖
作者：忘川译
来源：spotlight-media
2016-10-09 06:30
「イグノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、「股のぞき」の疑問に実験で応えた立命館大学の東山教授らが「知覚賞」に選ばれました。
“搞笑诺贝尔奖”的颁奖仪式在美国哈佛大学举行。用实验回答了关于“胯下窥视”这一疑问的立命馆大学东山教授获得了“知觉奖”。
上半身をまげて、足の間から向こう側をのぞく「股のぞき」をすると、物の大きさは実際よりも小さく、距離は近く、奥行きがなくなったように感じることを実験で確認しました。これは、見え方が変化したのではなく、体を逆さにする感覚の変化によるところが大きいようです。
弯曲上身躯干，从双腿之间向对面窥视的动作被称为“胯下窥视”，这样会发现看到的物体比实际物体小、距离更近、感觉无法到更深层空间的部分，这些已经通过实验进行了确认。这并不是因为我们看到的物体发生了变化，而是身体倒转之后感觉的变化产生了巨大差异。
あまり国内外から注目されていたわけでない研究が大きな賞を受賞したことに、驚いていたのは東山教授ご本人でした。
这是一项在国内外都没怎么获得关注的研究，却获得了如此大奖，最惊讶的就是东山教授本人了。
イグノーベル賞を主催しているマーク·エイブラハムズさんは、「股のぞきの研究は、全く誰も考えてみたこともないような研究で、笑いを誘うとともに、考えさせられ、つい友だちに話したくなるという、イグノーベル賞にぴったりの研究だった」と評価しています。
搞笑诺贝尔奖的主办方马克·亚伯拉罕评价道：“胯下窥视的研究是一项任何一个人都完全没思考过的研究，在引人发笑的同时，还引发了人们的思考，令人忍不住想要与朋友分享。这是与搞笑诺贝尔奖宗旨完全契合的研究。”
イグノーベル賞の基準は「いかに笑わせ、考えさせてくれるか」
搞笑诺贝尔奖的基准是“如何引人发笑、如何引人思考”。
イグノーベル賞は世界最高の学術賞であるノーベル賞と「恥ずかしい、不名誉な」（Ignoble）を掛けた造語。「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞として、1991年、『Annals of Improbable Research』なるアメリカの科学ユーモア雑誌の編集者、マーク·エイブラハムズの発案によって創設された。
“搞笑诺贝尔奖”是融合了世界最高级学术奖诺贝尔奖和意为“羞耻、不体面”（Ignoble）的造语。给那些“引人发笑、并且还引人思考的研究”授予的奖项。1991年，由《Annals of Improbable Research》美国科学幽默杂志的编辑马克·亚伯拉罕的提案设立。
▼賞金は10兆ジンバブエドル！？
▼奖金是10兆津巴布韦币！？
なんだかすごく高額な賞金のように見えますが、ジンバブエドルはハイパーインフレーションによって価値を失い、2009年に発行が停止されている紙幣です。10兆ジンバブエドルは日本円にすると、約2円ほどの価値があるようです。
这一眼看上去非常高的奖金金额，实际上该货币由于津巴布韦的恶性通货膨胀已经失去了价值，是一款2009年就停止发行的纸币。10兆津巴布韦币换算成日元，有着约2日元的价值。
ほかの受賞研究も、「笑い」と「驚き」にあふれていた！
别的获奖者，也充满了“欢笑”和“震惊”！
イグノーベル賞では、本家ノーベル賞のように、物理学賞や化学賞、平和賞...など様々な部門が設けられています。部門は、毎年の受賞内容によって変化しますが、どちらもインパクトが強く、笑いと驚きにあふれるものばかりです。なかでも印象的だった今年の受賞者をご紹介します。
搞笑诺贝尔奖像本家诺贝尔奖一样，设立有物理学奖、化学奖、和平奖等，设立了各种各样的部门奖项。部门也根据每年的颁奖内容有所变化，不过每个都有着强烈的冲击，都是笑点与震惊满溢的研究。以下介绍几个其中令人印象深刻的获奖者。
▼生物学賞「ヤギになってみるプロジェクト」
▼生物学奖“变身山羊计划”
イギリスのデザイナー、トーマス·トウェイツ氏が「ストレス社会から脱出して、アルプスでヤギになりたい」と夢想、その発想に奨学金（約635万円！）を貸与する団体まで現れて、プロジェクトがスタートします。ヤギの心理を学び、ヤギ専用義肢をつけ、草だけを食べて1週間アルプスで暮らす…。この驚きのプロジェクトがイグノーベル賞で評価されました。
英国的设计家托马斯·多维兹有着“想要从压力巨大的社会脱出，在阿尔卑斯当一只山羊”的梦想，有愿意借他奖学金（约635万日元！）的团体出现，于是项目启动。他学习山羊心理学，戴上了山羊专用的义肢，仅仅只吃草，就这样在阿尔卑斯山上度过了一周时间。这项令人震惊的项目获得了搞笑诺贝尔奖。
▼医学賞「右腕がかゆいとき、鏡を見ながら左腕をかくと治まる」
▼医学奖“右手痒的时候，一边看着镜子一边挠左手就能治好”
ドイツのChristoph Helmchen氏らの研究が受賞。例えば右腕がかゆいとき、鏡を見ながら左腕をかくとかゆみが止まることを発見しました。左腕をかいているのに、右腕をかいていると脳が錯覚してかゆくなくなるのだそうです。
德国的Christoph Helmchen的研究获得了大奖。举个例子，他们发现，右手发痒的时候，一边看着镜子一边挠自己的左手就能够止痒。明明在挠左手，脑中却产生了在挠右手的错觉，所以就止痒了。
▼生殖賞「パンツの素材で、雄ネズミの性欲に変化がある」
▼生殖奖“根据短裤的材质不同，雄性老鼠的性欲有所变化”
エジプトの泌尿器科医、アフマド·シャフィーク氏が、パンツの素材が雄ネズミの性欲にいかなる影響を与えるかを研究しました。ポリエステル100％、綿100％、そして混紡のズボンをラットに履かせて調査したところ、ポリエステルのパンツをはいた雄ネズミは、性的な積極性が鈍ったそうです。シャフィーク氏は、合成繊維が作り出す静電気の放電が、性衝動を低下させると主張しています。これは人間にも同じような影響がある話なのでしょうか。
埃及的泌尿科医生艾哈迈德·夏夫库进行了短裤材质的不同对雄性老鼠的性欲有着怎样影响的研究。将100%涤纶、100%棉还有混纺的裤子给小白鼠们穿上进行调查。穿着涤纶材质裤子的雄性小白鼠，在性的积极程度上有所钝化。夏夫库主张：合成纤维产生的静电放电使性冲动低下。这在人类身上会不会有着同样的影响呢？
実は日本人は10年連続受賞。今後も期待が高まる！
实际上，日本人已经连续十年都有获得奖项。今后也被寄予了很高的期待！
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