社内コミュニケーションを図る、客先との話題作り、またはプレゼンテーションの練習という名目で朝礼で短いスピーチを行っている職場も多いようです。しかし、いざとなると何を話せば良いのか困りますね。顔見知りの前だからこそ緊張するということもあります。そこで今回は、朝礼で周りが一目を置くスピーチ術をご紹介しましょう。

很多公司都会以加强公司内部交流、制造与客户的话题、或练习表达能力为名目,在朝会上进行简短的演讲。不过,一旦站到台上,会烦恼该说些什么吧。很多时候熟面孔反而更让人紧张。我们本次就来说说朝会上能傲视群伦的演讲技巧吧。

ネタは日ごろから集める

平日即收集话题

通勤途中での変化にも気を配ってみると、ネタが見つかります
スピーチの内容は職場によってテーマがあるかもしれませんが、基本的には好きなことを話すといいと思います。そうはいっても「好きなこと」と言われると困ってしまうもの。

上班途中的变化也要多注意,应该能发现谈资。
有的公司可能会规定演讲内容的主题,不过基本上都是讲自己感兴趣的话题。话虽这么说,真的要讲“喜欢的东西”恐怕又会犯难了。

話のネタは、日頃から意識して集めておくことをお勧めします。決められたテーマに沿うものや自分の興味のあるものを、とにかくメモなどをして記録することです。忙しいさのなかでやり過ごしてしまっているのですが、意識を向けると日々の生活の中にネタはたくさんあるものです。自分の興味を知ることや記録していくことは、会話力のアップにつながります。面倒がらずにぜひやってみてください。

所以建议大家平日里有意识的收集可能成为谈资的段子。和既定主题有关的、自己感兴趣的,都要做好记录。平常可能忙忙碌碌的就过了,但是只要有意识的去收集,日常生活中应该有很多可以用的段子。了解自己的兴趣、做好记录,都能提高自己的演讲能力。别嫌麻烦,请务必试试看。

役職によってテーマを決める
職場でテーマの指定がないとき、話し手が誰かによって、目的もテーマも変わってきます。

根据职位决定主题
公司方面没有指定主题时,根据说话人的不同,目的和主题都会有所变化。

●新入社員の場合
目的は他の社員に対しての自己紹介の要素が多くなります。スピーチの内容に、自分がどんな人かわかる内容を入れるのがいいでしょう。

•新进员工
向其他员工介绍自己的因素比较多。演讲内容最好能让别人了解自己是怎样的人。

●マネジメントクラスの場合
マネジメントクラスの人ならば、部下のやる気を引き出す内容を朝のスピーチに話すと職場が活気づきます。また上司へのプレゼンテーションが目的ならば、仕事への姿勢や考えなどが自己PRにもなります。

•管理人员
如果是管理人员,要考虑到朝会上的讲话要激起部下的干劲,这样职场会更加活跃。如果想在上司面前表现一下的话,就要展示自己的工作态度和想法等。

単に聴いている人が楽しめるものをテーマに話すだけでも十分ですし、自分の会話力アップのために話題を増やすきっかけにすることもできます。あまり硬く考えず、とにかく話してみることです。

单纯说些让听众高兴的话题也行,这也是增强自己的说服力,增加话题的一个契机。脑子不要僵硬,总之先说出来。

目的によって切り口を変える
テーマが決まっている場合は、目的によって切り口を変えます。話の内容をどのように何を伝えられるか考えてみます。たとえば「最近、気になる話題」というテーマだとしましょう。

根据目的不同改变手法
主题既定的时候,可根据目的不同来改变说话方式。要思考自己想表达些什么,该怎样表达。比如可以把“最近比较在意的话题”作为主题。

●新入社員の場合
自分がどう感じているかを話すだけで自己紹介になります。

●新进员工
只需说出自己的感受,自我介绍之类的。

●マネジメントクラスの場合
マネージメントクラスの人ならば、話題の中からの学びや部下のモチベーションにつながるような視点を持って話すべきです。

●管理人员
如果是管理人员,说话应该具有启发性,让听者能够从自己说的话题中学到东西或受到激励。

同じ内容でも、どんな目的を持って話すかで、話の切り口を変えることが出来ます。趣味の話でも、時事ネタでも、社内の出来事からでも、伝えたい視点を考えて話してみましょう。

即便是相同的内容,说话目的不同,其方式也有差异。不管是感兴趣的话题,还是时事话题,或是公司里的事情,考虑好想要表达的观点,再来说吧。

スピーチの構成を考える

思考演讲的构成

新聞などをチェックして、最新のネタはつねに増やしておきましょう
時間が限られているスピーチで、構成を間違えると言いたいことが全く伝わりません。自然に盛り上がる話のように聞かせるのはなかなか難しいものです。

翻阅报纸等,随时准备好最新的谈资
在有时间限制的演讲里,要是弄错了构成,就完全无法表达自己想说的东西了。
要想让听众听着听着就来兴趣了,这可相当困难。

そこで、シンプルで誰でもプレゼンテーションとして使える構成をご紹介します。これがマスターできたら、相手をワクワクさせながら話せるようになりましょう。

因此,我们这里就来介绍简单的、谁都能拿来用的演讲构成。如果能掌握这一点,自己的演讲肯定能让听者欢欣雀跃吧。

1. 話すテーマから(1分間スピーチなら5秒程度の長さ)
「今日は、○○についてお話します」「今朝は、私が○○を、○○した話をしたいと思います」というように、はじめに何の話が始まるのかを聴衆に理解させてしまいます。これで「何の話をするんだろう??」と思いながら聞かされる聴衆のストレスを解消します。

1.从说的主题开始(1分钟的演讲大概5秒左右)
“今天想跟大家说说OO”“今天想跟大家说说OO的话题”,像这样,一开始要让听众了解你想说什么。这样能解除听者的压力,以免一边听一边还要想“他到底要说什么呀??”。

(例)「先日、本で読んだことを実際にやってみたところ、仕事でとても効果がありました。今日はそのことをお話したいと思います」

(例)“前些天,我把书上读到的东西实践了一下,发现在工作上效果很好。今天想就此跟大家说一下。”

2. 内容の説明(1分間スピーチなら40秒程度の長さ)
「それは、先日のことですが……」などテーマで話す内容を説明したり、内容に沿って実際に起こったことを話します。この部分を話しておかないと、後がわからなくなってしまう重要な部分です。

2.说明内容( 1分钟的演讲大概需要40秒左右)
“那是前几天的事情……”像这样就主题来说明内容,或是随着内容说实际发生的事情。如果漏掉这个部分,到后面就无法理解了,因此是很重要的部分。

注意点としては、あまり話題を広げないこと。広げすぎると言いたいことがぶれてしまいますのでポイントを1つに絞りましょう。結論だけでなく、そこに至ったエピソードを具体的に話すほうが聴き手に伝わります。

要注意的一点是,不要跑题太远。跑题太远的话到时候可就收不回来了,请把要点压缩到一个吧。不仅是结论,要具体讲述得出结论的过程插曲,听众才能理解。

(例)「先日、書店で見つけた『○○』という本を読んでみました。そこに書かれていたのが○○というポイントです。そこで実際やってみたんです。それは、(ここに具体的なエピソードを入れます)。というように本当に効果がありました」

(例)“我看了前几天在书店买的《OO》这本书。书上写的要点是OO。于是我就照着做了。那就是(这里插入具体的事实)。不过还真的有效”

3. 最後のまとめ(1分間スピーチなら15秒程度の長さ)
「今日お話したことは……」「最後に……」など、ここで自分の感想·意見や提案を具体的に話すことが効果的です。まとめは、聴き手に一番残る箇所です。ぐだぐたしないように、しっかりと言い切りましょう。

3.最后总结(1分钟的演讲大概15秒左右)
“今天说的……”“最后……”,像这样最后具体说出自己的感想、意见或提议,效果会更好。因为总结是听众记忆最深刻的地方。别唠唠叨叨的,要简明有重点。

(例)「今日お伝えしたかったのは、本を読むだけでなく実際にやってみるべきなんだということです。私は、今まで読んでわかった気になっていたのだと気づきました。本に書かれていて気づいたことを、ひとつだけでも行動してみると書籍代は十分に元が取れると思います!」「ありがとうございました!」

(例)“今天想告诉大家的是,不要只读圣贤书,还要付诸实际行动。此前,我注意到看过书之后好像是懂了。因此即使一次也好,要把书上自己注意的地方付诸实践,这样也算对得起书钱!”“谢谢大家!”

構成の割合(時間配分)は目安です。内容の説明に全体の65%~70%以上は使いましょう。それ以下だと話のまとまりがなくなります。聴き手は、話し手が最も時間をかけているところが、伝えたいポイントだと考えるからです。何度も繰り返して練習をすると、感覚的にわかってくるはずですよ。

要大致算好演讲各部分的比例(时间分配)。说明内容要占到总体的65%~70%以上。如果达不到的话可就总结不成了。因为听众认为讲话者所用时间最多的部分才是最想要表达的观点。自己重复多练习几次,应该就能找到感觉了。

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