暑い夏から過ごしやすい秋へと徐々に移り変わり始めるこれからの季節。特に“読書の秋”なんて言葉もあるように、秋はゆっくりと腰を据えて本に向き合う絶好の季節。せっかくなら普段はあまり読まないような日本文学の名作に触れてみるというのもいいかもしれない。さて、思えば日本にも「文豪」といわれる有名作家が数多存在してきたが、読者の中には、その名も代表作も知っていながら、実はその作品を読んだことがない…なんて作家はいないだろうか。そこで今回は20~30代の男性社会人にアンケート調査を実施。みんなの「実は読んだことがない日本の文豪」をランキングにしてみた!
季节从炎热的夏天逐渐开始向比较舒适的秋天转移。特别是像“读书之秋”这谚语说的一样,秋天是充裕舒适地坐下来静静读书的绝好季节。机会难得,或许可以尝试接触下平常不怎么读的日本文学名作。这么说来日本也有很多被称为“文豪”的有名作家,在众多读者中,有人虽然知道这些文豪的名字以及代表作品,实际上却没有读过他的作品....这样的情况也是存在的吧。于是这次,我们对20~30代的男性社会人进行了问卷调查。将大家的调查结果作成了“实际上并没有读过他的书的日本文豪”排行!
1位 夏目漱石 43%
代表作:《我是猫》、《哥儿》、《心》、《草枕》、《三四郎》
2位 芥川龙之介 37%
代表作:《竹林中(罗生门)》、《侏儒的话》、《夜来香》、《傀儡师》
3位 三岛由纪夫 34%
代表作:《金阁寺》、《鹿鸣馆》、《丰饶之海》
4位 太宰治 31%
代表作:《逆行》、《人间失格》、《斜阳》
5位 川端康成 29%
代表作:《伊豆的舞女》、《雪国》、《古都》、《千只鹤》
1位となったのは4割以上の人があげた夏目漱石。紙幣の顔でもあっただけに、その名も容姿も当然知っているし、学生時代に教科書や課題図書で「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「こころ」などを目にする機会があるため、作品名についても知っているものの、積極的にその作品に触れた経験はない…という人が多いようだ。とはいえ、これだけ有名な作家だけに、その作品は読んでおくべきだと思っている人も少なくないようで、「社会人の一般教養として、読んでおいた方がいいと思う作家をひとり選ぶとしたら?」という質問でも、2位の太宰治(11%)、3位の芥川龍之介(9%)をおさえて夏目漱石が1位(26%)に。これまでなんとなく敬遠していてその作品を未読であるという人は、これからの“読書の秋”にこそ、夏目漱石にチャレンジしてみるといいかもしれない。
排在第一位的是4成以上的人提名的夏目漱石。仅仅是因为作为纸币上的人物,他的名字与容姿当然被世人所知,由于在学生时代教科书与参考书上有机会看到《我是猫》、《哥儿》、《心》等,虽然对于作品的名字也十分熟悉,不过也没有主动想去接触作品的经验...这样的人貌似很多。话虽这么说,不过正因为是如此有名的作家,有不少人都认为应该提前阅读下他的作品。当被询问道:“作为社会人的普通教养,如果请您选出一位阅读过他的作品会比较好的作家,您会选择哪位?”排在第二位的是太宰治(11%)、第三位是芥川龙之介(9%),力压这两位的便是夏目漱石,排在第1位(26%)。那些至今为止都对这些作品莫名敬而远之的朋友们,接下来正是“读书之秋”,或许可以试着挑战下夏目漱石。
とはいえ、普段から古い文学作品にあまり縁がないと、自分の生きている時代とまるで違う世界観にしっかりと入り込むことができるのか、疑問に感じる人も少なくないのでは? そんな人は、夏目漱石のゆかりの地を訪れてみたり、彼の好物を食べてみたりと、まずはその存在を自分の身近に置いてみてはいかがだろうか。たとえば「三ツ矢サイダー」も、そんな夏目漱石ゆかりのアイテムのひとつだ。
话虽如此,平时和古典文学作品并没有什么缘分,自己能否可以进入到和自己生活的这个时代有着完全不同世界观的古文学世界,是否有很多人都抱有这样的疑虑呢?对于此等疑虑的人们,不妨试着拜访下与夏目漱石有缘分的地方,尝尝他喜欢的食物,首先从自己身边如手来熟悉他的存在,这样如何呢?比如说“三箭汽水”,就是文豪夏目漱石有缘的东西之一。
「三ツ矢サイダー」の誕生は、実は今から130年以上前。そのルーツは、かつて温泉地として栄えた兵庫県川辺郡多田村平野(現・川西市)という土地に湧き出ていた天然のスパークリングウォーター「平野水」をビン詰めにして発売したところに始まる。1899年に“三ツ矢”印が商標登録されると、その名を「三ツ矢印平野水」に変更。1907年に風味を加え、1968年の商標変更によって現在の「三ツ矢サイダー」に至るが、夏目漱石はこの「平野水」を愛飲。「行人(こうじん)」などの作品中にもその名が登場している。ちなみに「三ツ矢サイダー」ファンの作家は夏目漱石だけではなかったようで、たとえば「銀河鉄道の夜」で知られる宮沢賢治は、教師をしていたころ、給料がでるたびに行きつけのそば屋で大好きな天ぷらそばと「三ツ矢サイダー」を注文していたのだとか。
“三箭汽水”的诞生其实距今有130多年。它最早是以前作为温泉胜地为荣的兵库县川辺郡多田村平野(现・川西市)这片土地上涌出的天然碳酸水“平野水”,将它封在罐子中出售便是开端。1899年以“三箭”的商标进行了注册,其名字也变更为“三箭平野水”。1907年增加了新的口味,1968年将商标变更为现在的“三箭汽水”,夏目漱石就很爱喝当时的“平野水”。在《行人》等作品中也出现了这饮料的名字。顺便一提的是,作为“三箭汽水”粉丝的不仅仅只有夏目漱石,比如说以《银河铁道之夜》广为人知的宫泽贤治做教师的时候,每当收到工资就会去常去的荞麦面屋点最喜欢的炸虾荞麦面和“三箭汽水”。
そんな「三ツ矢サイダー」を手元に置きつつ、夏目漱石の遺した名作を味わう…。これが、社会人であるアナタにオススメしたい、秋の夜長の読書スタイルなのである。
将这样的“三箭汽水”放于手边,细细品味夏目漱石的遗留在世的名作...这便是想向作为社会人的你推荐的,在秋季长夜中的读书方式。
声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。
相关阅读推荐:
>>来了解日本历史上著名的文豪们吧
想要与他谈谈人生的文豪排行榜