前言

日本で初めての携帯電話が登場してから、30年。携帯電話の歴史は、人と人のコミュニケーションの歴史です。

手机在日本初次登场至今,已有30年了。手机的历史,其实也是人与人之间通信的历史。

插话:从新海诚历代动画作品看手机的变迁↓↓

出来事や音楽、流行語とともに、“携帯電話8つの時代”を振り返ってみましょう。

让我们通过历史事件,音乐,又或者流行语,来回顾一下“手机的8大时代”吧。

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「"予感"の時代」(1988〜1985)

■「"予感"の時代」(1985〜1988)

■「"预感"的时代」(1985〜1988)

日本でショルダーホンがこの世に産声をあげたのが1985年。ようやく電話機を戸外に持ち出せるようになったものの、重さは3kgと超重量級なうえに、大変高価なものでした。まだまだ簡単に買えるようなものではありませんでしたが、誰もが期待に胸を躍らせていたものです。きっとこれからコミュニケーションは変わる。誰でも"電話機を携帯"できる時代がすぐそこまできている! ということに。

挂肩式电话于1985年在日本问世。终于可以将电话机带出室外,不过却是重达3公斤的超重量级家伙,并且价格不菲。并不是那么容易就能够买到的东西,但是所有人都因为期待而心情雀跃。它代表着通信从今往后变更的可能性,预示着无论谁都能够将电话携带于身的时代即将到来。

「着信はポケットで」(1992〜1989)

■ 「着信はポケットで」(1989〜1992)

■ 「收信口袋化」(1989〜1992)

自動車電話ではなく、肩からぶら下げるショルダーホンでもなく、ストラップに手を通して持つハンディタイプでもなく、軽くて、手のひらに収まるサイズの小サイズ&軽量化は、誰でも携帯電話が利用できるようになるための必須条件でした。そしてこの頃、携帯電話は急速に進化し「ポケットで着信」できるサイズになったのでした。

既不是车载电话,也不是挂肩式电话,也不是通过手机绳拿在手上的便携式电话。轻便,能够一手掌握的尺寸&轻量化,是实现人人都能够使用携带电话的必要条件。在这个时期,携带电话急速地进化成为了实现“口袋通信”的尺寸。

「携帯」から「ケータイ」に(1996〜1993)

■「携帯」から「ケータイ」に(1993〜1996)

■从「携带电话」到「手机」的转变(1993〜1996)

携帯電話って昔、めちゃくちゃ高かったんですよね。だから携帯電話の利用者の中心は忙しいビジネスマンでした。一方で使用料金の安いポケベルやPHSを取り入れて、独自のコミュニケーション文化を発達させてきた若者たち。この時代、若者のあいだにも携帯電話が広がると同時に、「携帯電話」はやがて「ケータイ」へと変わっていったのです。

在以前,携带电话的价格非常高昂,所以携带电话的主要使用者大多是忙碌的商务族。另一方面,随着使用费用较为低廉的传呼机和小灵通的引入,出现了促进个人通信文化发展的年轻一族。在这个时代,年轻人之间携带电话使用范围不断扩大的同时,“携带电话”也很快地转变为了“手机”一称。

「手のひらからIT革命」(1999〜1997)

■ 「手のひらからIT革命」(1997〜1999)

■「从掌心开始的IT革命」(1997〜1999)

私たちが生活のなかで「IT革命」を実感したのは、携帯電話がインターネットに接続できるようになったときではないでしょうか。天気予報に乗り換え案内、地図にゲーム......。今では当たり前となったそれらのアプリも、この時代にインターネット接続ができるようになったおかげなんですよね。

我们在生活中真实感受到“IT革命”,是在手机实现网络连接的时候吧。从天气预报到换乘指南、从地图到游戏……现在看起来很普遍的那些程序,也是多亏了这个时代网络连接的功劳呢。

「写真、メールで送って!」(2003〜2000)

■ 「写真、メールで送って!」(2000〜2003)

■「照片,通过邮件发送!」(2000〜2003)

多機能化する携帯電話の象徴が「カメラ」機能でした。2000年に初めて登場した当初は、「電話で写真撮ってどうすんの?」なんて言ってた人もやがて、撮影してそのまま誰かにメールできる手軽さと楽しさの虜に。2000年から2003年は、そんな新しいコミュニケーションのかたちを生み出した、そんな時代です。

象征着手机性能多样化的是“摄影”功能。2000年初次登场的一开始,有人质疑“为什么要用电话来拍照片呢?”,但不久也因为拍照后可以直接通过邮件发送给别人的简便和乐趣而被俘虏。从2000年到2003年,衍生出了新的通信形式,是那样的一个时代。

「多機能化? ガラケー化?」(2007〜2004)

■ 「多機能化? ガラケー化?」(2004〜2007)

■ 「多功能化? 非智能手机化?」(2004〜2007)

スマホ上陸以前の数年間、2004年から2007年頃は、新製品発表会のたびにどんどん新機能が盛り込まれ続けた、携帯電話の進化を見るうえでとても楽しい時代でした。音楽プレーヤーにテレビのワンセグ放送に、おサイフケータイに、高性能のカメラ。小型化に多機能化、日本が得意とする技術を目いっぱい詰め込んで、独自進化を遂げたのがこの頃。携帯電話ひとつでなんでもできてしまうようになり、ますます手放せなくなってきた時代でした。

智能手机问世前的数年间,在2004年到2007年期间的新品手机发布会上,连续推出了不少新添加的功能,是一个见证手机进化令人愉悦的时代。音乐播放器,单波段电视的播放,手机钱包服务,高性能摄相机。小机型却包含多种功能,日本拿手的技术受到了极大的瞩目,是在这个时期实现了自我的进化。手机渐渐变得无所不能,人们越来越无法离开手机的时代来临了。

柯南 索尼爱立信W21S

呕血补充:

【名侦探柯南】柯南--索尼爱立信W21S,2004年发售。  
   

「ゆるやかに、スマホの時代に」(2010〜2008)

「ゆるやかに、スマホの時代に」(2008〜2010)

「缓缓地进入了智能手机时代」(2008〜2010)

2008年から2010年は、iPhoneの衝撃的なデビューによって、いわゆるガラケーからスマホへ移行が進んだ時代でした。どれだけ新機能が盛り込まれても、やはり「通話のための機器」だった携帯電話が、スマホになり無限の世界と可能性につながるコミュニケーションツールへとステップアップしました。あらゆるジャンルの世界標準が日本にやってきた時代を振り返ります。

2008年到2010年间,随着iPhone的冲击性发布,进入了由多功能手机向智能手机变迁的时代。即便涵盖了多少功能,但毕竟也只是“为了通话的机器”的手机,在转变为智能手机后提高无界限通信连接的可能性。回顾了所有形式的世界级标准汇集于日本的时代。

泷泽朗 NEC selecao

呕血补充:

【东之伊甸】泷泽朗--NEC selecao,2010年发售。

「アプリ・ケーション革命」(2015〜2011)

「アプリ・ケーション革命」(2011〜2015)

■「应用程序的革命」(2011〜2015)

最後は記憶も新しい2011年から2015年。一人ひとりが自分にとって、あるいはコミュニケーションする相手にとって、もっとも便利なアプリを選んでダウンロード。スマホの画面は自分仕様にカスタマイズされ、SNSなどのコミュニケーションアプリを複数、使い分ける時代。アプリケーションによる、コミュニケーション革命の時代、すなわち「アプリ・ケーション革命」の時代です。

最后是记忆犹新的2011年到2015年,每一个人对于自己来说,或者说对于交流的对方来说,会选择下载更加便利的程序来使用。智能手机的画面可以由本人配置定做,将SNS等等的通信程序分开使用。由于应用程序而产生通信革命的时代,换言之“应用程序革命”的时代。

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佐仓千代 iPhone5

呕血补充:

【月刊少女野崎君】佐仓千代--iPhone5,2012年发售。