皆さんは、「土下座」とは、どのような「動作」であると説明しますか?

“土下座”到底是一个什么样的动作,大家能解释清楚吗?

『広辞苑』(第6版)を引くと、「相手に恭順の意を表するため、地上に跪(ひざまず)いて礼をすること。」とあります。

《广辞苑》(第六版)上写到:“为了表示对对方的顺从之意,跪在地上行礼。”

『三省堂国語辞典』(第7版)を引くと、「地上にひざまずいて、深く、おじぎをすること」とあります。

《三省堂国语辞典》(第七版)上释义如下:“跪在地上,深深地行礼”

何が言いたいかというと、「『土下座』は『土』という字が入っているから、『地面』(=家の外)で行うものであり、畳の上や屋内・室内など土足では入らない場所の際は『土下座』とは言わない」という意見があるのですが、本当にそうなのか?という問題です。

值得一提的是:有人认为,因为“土下座”中间有一个“土”字,必须在“地面”(=家以外)进行,在榻榻米上,房间内或者室内等等必须拖鞋才能进入的场所进行的动作就不能叫做“土下座”。问题是:真的是这样的吗?

『広辞苑』も『三省堂国語辞典』も、「地上に」という風に「場所」を示しています。『三国』で「地上」を引くと、「地面の上」とあります。

不管是“广辞苑”还是“三省堂国语辞典”中都提到了“在地上”这个表示场所的词。在《三国》(此处指:三省堂国语辞典)上查询“地上”这个词,会看到“地面的上面”这个意思。

『広辞苑』で「地上」を引くと、「(1)地面のうえ (2)この世。現世」とあります。

在《广辞苑》中查询“地上”会看到“1. 地面的上面;2. 这个世上;现世”两个解释。

ともに「地面」ですから、まあ「外」でしょうね。「畳の上での土下座」は認めない立場と考えていいのではないでしょうか?

因为都指的是“地面”,也就是指“在外面”了吧。不认可“榻榻米上的土下座”这种观点也并没有什么不对吧?

他の辞書はどうか?手許にある辞書を引いてみましょう。

其他的辞典是怎么解释的呢?把手上能翻到的辞典都查一遍吧。

*『新明解国語辞典』(第7版)

ひざまずき地面に頭をつけるようにして礼をすること。(昔は貴人に対する拝礼として行なわれた。現在は陳謝・懇願の印として行われることがある。)」

“跪在地面上磕头表示礼数。(曾用来向有身份的人行礼。现在是道歉或请求的标志。)”

*『岩波国語辞典』(第7版)

ひれ伏して、地面に頭を着けて行う例。▽昔、貴人の通行時に行い、今も重大過失をわびる時などにこの形をとることがある。

"脸朝下跪拜在地面上,低头行礼的惯用动作。从前在贵人们经过时行此礼,现在这种形式的礼数一般用在发生重大过失后道歉的时候。"

*『新潮現代国語辞典』(第2版)

「(1)昔、貴人に対して地面にひざまずいてした例。(2)両手をついて頭をさげること。」

"1. 以前是面对有身份地位的人需要行的跪地常见礼数。2. 是指双手着地低头跪拜。"

*『明鏡国語辞典』

「謝罪の気持ちなどを表すために、地面や床の上にひざまずいて深く頭をさげること。」

"用来表示道歉等,跪在地上或地板上深深低头的动作。"

*『デジタル大辞泉』

「(1)昔、貴人の通行の際に、ひざまずいて額を低く地面にすりつけて礼をしたこと。(2)申し訳ないという気持ちを表すために、地面や床にひざまずいて謝ること。」

“1. 从前,贵人们经过的时候,跪地低头贴近地面的行礼动作。2. 为了表示歉意,跪在地上或地板上道歉的动作。”

*『精選版日本国語大辞典』

「(1)大名や貴人などが通行する際、一般の人が路上にひざまずいて平伏すること。(2)地面や床にひざまずいて謝罪の気持を表すこと。」

“1. 是指大名或贵人之类经过的时候,普通人要跪在路边低头跪拜。2. 是指跪在地上或地板上表达道歉之意。”

ということで、そもそも「土下座」は、

「昔の大名行列などに対する『土下座』はもちろん、地面に頭(額)を着けて平伏する形」

だったのですが、現在、行われているのは、それとほぼ同じ形で、

「謝罪や懇願の気持ちを込めて、地面や床に頭をすりつけ平伏すること」

のようです。大きな辞書では、意味をこの2つに分けていますが、中型の辞書では意味は1つだけ。そこに「地面」だけでなく「床」と入れるかどうか、という問題ですね。

うーん、入れたほうがいいんじゃないでしょうかね?そう感じました。

综上所述,“土下座”最开始是指:

“从前面对大名之类的贵人们行的“土下座”礼不用说指的就是头(额头)贴在地面上跪拜的动作”

而如今,行礼的动作和从前几乎一样,是指

“带有道歉或恳求等等情绪,将头贴在地面或床上跪拜”

这个动作。大部头字典上通常将它的意思分为两层,但中型字典上只记录了一个意思。那么问题就剩下:定义里除了“地面”之外是否还有“地板”呢。

嗯,是不是算上“地板”更好呢?我是这样想的。

その後、過去の新聞用語懇談会の記録を見ていたら、2006年11月に松山市内で開かれた合同総会の席で、この話題が出ていました。それによると、TBSの委員から、

「自殺した子どもの家に行った教育長や校長などが、畳の部屋で『土下座』したという表現を使った社があったが、本来の『土下座』は、地べたにひれ伏し恭順の意を示すことにある。どの程度なら『土下座』という表現を使ってもよいか?」

という質問が出て、

相手と土下座をする人との位置関係で、相手の方が(物理的に)上にいる必要があり、畳の上では土下座したことにはならないのではないか

「基本的には、『土足でいる場所』で、ひれ伏して頭を地面(床)につけるのが土下座である

などの意見が出たとのことでした。すっかり忘れていました。

此外,如果检索过去新闻用语畅谈会的记录,2006年11月松山市内召开的联合大会中讨论过这个话题。根据会议记录,TBS的委员提出:

“比方去自杀孩子家里道歉的教育长或校长,有些报道机关报道他们在榻榻米的房间内“土下座”,然而原本的“土下座”是指在地面上低头跪拜表示恭顺之意的动作。到底到什么程度可以用“土下座”这个词呢?”

有意见指出:“要考虑对方和土下座的人处于什么样的位置关系,对方必须位于(物理上的)上位,因此在榻榻米上行的土下座并不能算作真正的土下座吧。(榻榻米房间里所有人都是跪坐或盘腿坐)”

“基本上只要满足'在不用脱鞋的某处,低头跪拜且头贴近地面(或地板)'就是土下座。”

原来有过规定,完全不记得了。

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