「資料は数日中にお送りします」「数日中にお伺いします」「数日考えさせてください」

“资料在几天内会发送”“几天内会来拜访”“让我考虑几天”

さまざまな場面で使われる「数日」ですが、これは何日くらいだと思いますか?

在各个场合使用的“数日(几天)”到底是几天呢?

「2、3日」や「4、5日」のように目安となる日にちが明らかにされないだけに、相手と感覚が違うと、思わぬトラブルにもなりそうですよね。

因为并没有像“2、3天”或“4、5天”这样表明一个明确天数,所以如果和对方理解有误的话,可能会发生想不到的麻烦。

だからこそ知りたいのは、「数日」が正確にはどれくらいの日にちを指しているのかということです。

因此,很想知道“数日”准确的说到底指多少天。

■「数日」が何日かは決まっていない!

■“数日”没有规定是几天!

「数日」「数か月」「数分」「数個」など、「数」という言葉はいくつかの量や時間を示すのに使われます。ところが、明確に「どれくらいか」は決まっていないのです。

“数日”“数月”“数分”“数个”等等,“数”这个词用于表示多少量或多少时间。但是,明确要说“多少”是没有规定的。

辞書を調べても、「10に満たない数」「2~10の間」「いくらかの。2、3の。5、6の」など、かなり幅があります。言葉の定義としては、「2以上、10未満」くらいしか決まっていないのです。

即使查了字典,“不满10的数量”“2~10之间”“多少的。2、3的。5、6的”等,都是范围比较大的。定义中只规定是“2以上,10不到”。

「返事は数日中にお願いね!」といった場合、2日後に返事しようが9日後に返事しようが、言葉の意味としては問題ないわけです。

“请在几天内回信!”这种场合,无论是2天后回信还是9天后回信,作为单词的意思来理解是没有问题的。

しかし現実的には、「数日」といわれて9日後に返事をするのは、さすがにちょっと遅すぎると感じる人の方が多いはず。そんなことからもわかるとおり、「数日」という表現は、実際にはもう少し範囲を限定して使われているようです。

但是现实中,说“数日”却9天后才回信,很多人会觉得这实在是太迟了。由此可以得出,“数日”这一表达实际上是带有些许范围限定来使用的。

■調査で「数日」の平均は3.4日と判明

■调查中明确“数日”的平均是3、4天

というわけで言葉の定義としては「2~10日」、あとは使う人の感覚にゆだねられる「数日」ですが、実際に使うとき、どれくらいの時間を意識して使う人が多いのでしょうか?

因此,“数日”的定义是“2~10天”,剩下的凭大家的感觉来定。那当它在实际使用的时候,按多久来使用的人比较多呢?

2002年に行われた世論調査では、「2~3日」と答えた人がもっとも多く、平均は「3.4日」でした。これは若い世代ほど短い傾向にあり、60歳以上の人では「4~5日」「5~6日」と答えた人も多くいたそうです。

2002年进行的舆论调查中,回答“2~3天”的人最多,平均是“3、4天”。关于这点有越年轻时间越短的倾向,60岁以上的人中回答“4~5天”“5~6天”的人最多。

また、「1~2日」「6~7日」「1週間以上」という選択肢も用意されていましたが、選んだ人はほとんどいなかったとのこと。現代では、「数日」とは2~6日程度を指して使われることが多いようです。

还有“1~2天”“6~7天”“1周以上”的选项,但是基本上没有人选择。在当今年代,“数日”以2~6天这种程度来使用的比较多。

この「数日」の感覚は短くなる傾向にあります。情報化によって、現代人は時間の感覚がどんどん短くなっているのかもしれません。

“数日”的感觉越来越短。随着信息化的发展,现代人对于时间的感觉也是越变越短。

「数日で返事をしてね」といわれた場合、人によっては4日くらいは待ってくれるかもしれませんが、2、3日程度で返事をするのが無難なようです。しかし、いずれにせよ何日のことを指しているのかはっきりとしない表現です。ビジネスの場などでは具体的な日数を確認するようにしましょう。

“请在几天内回信”这种场合,根据不同的人可能有人会等上4天左右。但是2、3天回复的话是最保险的。但不管怎么说,这都是没有明确具体几天的暧昧表现。在商务场合下还是要确认一下具体的天数。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

相关阅读推荐:

商务场合NG:「大丈夫です」略失礼
日本人良心推荐:居酒屋十大美食