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はじめに

开场白

筆者は中国出身で、秋入学で東京大学大学院に留学に来ました。来春から日系証券会社投資銀行部門で働く予定です。

笔者来自中国,今年秋季进入东京大学大学院留学。准备在来年春年进入日本证券公司投资银行部门工作。

私は月末には卒業式を控えており、18年間の学生生活が終わりますが、学生生活を振り返ってみて、一番印象に残ったことは日本での就職活動でした。

我在本月末就要参加毕业典礼了,长达18年的学生时代也就此划上了句号,回顾我学生时代的生活,印象最深的就是在日本的就职活动了。

修士1年次の6月に就職活動をスタートし、2年次の4月1日に内定をいただくまで、十ヶ月間近く行いました。就活の時に味わった、あのジェットコースターのような気持ちを今でもよく覚えています。

从我在修士1年级的时候定下了来年6月就职的目标开始,到第2月4月1日得到内定,经过了接近10个月。回味找工作那段时间,那种像在坐云霄飞车一样的心情到现在还记得很清楚呢。

今回は海外からの留学生がよく抱きがちな日本での就活の「疑問」についてお答えします。

接下来,我将就海外留学生常抱有的与日本就职活动相关的问题,作出回答。

日本の就活でインターンはやっておくべき?

在日本就职的话,实习很重要吗?

日本と海外ではインターンシップの期間や内容が大きく違います。期間から見ると、日本でのインターンは基本的に短期のものがほとんどです。外国(例えば中国)では逆で、基本的に3か月以上の長期インターンが主流です。

日本和日本国外的实习期工作内容差异很大。从期限来看,日本的实习基本上都是短期实习。外国(比如说中国)是相反的,基本上都是3个月以上的长期实习。

また、就活の際、インターン経験は非常に重視されます。それは一言で言えば、日本と比べて外国では即戦力が求められるということです。

此外,就职的时候,非常重视实习经验。如果用一句话来讲的话,与日本相比外国更追求即时应变能力。

日本の場合は、一週間程度の期間で課題が与えられ、チームで取り組むケースが多く、選考と無関係なインターンもありますし、選考と関係があるインターンもあります。

日本的实习,一般以一周为期限,布置课题并分组进行的情况比较多。有一些实习活动和选拔人才无关,也有一些有关。

海外での就活に比べるとインターンの重要度は劣るともいえますが、インターンは業界を肌で感じる上で貴重な機会なので、選考に直結するかどうかに関わらず、参加することを強くお勧めします。

与其他国家的就职情况相比,(在日本)实习经验可以说并不是那么重要,因为实习是可以亲身体验业界实情的宝贵机会,所以不管是不是和人才录用有直接关系,都是很值得倡导的一件事。

例えば、投資銀行の投資銀行部門でインターンが企業買収の課題が与えられて、企業分析、買収先企業の決定、企業価値評価、買収のシナジーの検討などにチームで取り組みます。

比如说,投资银行的投资银行部门会布置企业收购相关的课题给实习生,分组进行企业分析、决定收购哪家企业、企业资产评估、收购的经营战略等问题的研讨。

マーケット部門のインターンでは、模擬トレーディング、トレーディングゲームをやる場合などもあります。インターンを通じて、業務内容の醍醐味を感じながら、自分が向いているか、向いていないかを判断できる貴重な機会だと言えます。

在销售部门的实习工作中,会涉及到模拟贸易、贸易游戏等内容。通过实习,一边体会业务内容,同时还是一个可以借此判断自己适不适合这份工作的宝贵机会。

また、インターンで積んだ経験は面接の話題にもなります。

此外,在实习过程中积累的经验也会成为面试的话题。

日本に来てわずか数年間の留学生は日本での経歴は薄く、その点では就職活動に不利なので、面接の時、過去の経歴の豊富さをアピールするためにインターンを通して挑戦したことを話すとよいでしょう。

在日本呆了短短几年的留学生,在日经历贫乏,会对就职活动产生不利影响。面试的时候,为了显示自己过去经历丰富,把自己通过实习挑战困难的事讲出来会比较好。

加えて、インターンにはネットワークを築くことが出来るというメリットもあります。インターン生はほとんど同じ業界志望の学生なので、連絡先を交換して、情報交換に活かすことが出来ます。

此外,通过实习活动还可以建立人脉。由于实习生几乎都是志在同一行业的学生,大家通过互换联系方式,可以灵活交换信息。

秋入学は就活に悪影響がある?

秋季入学会对就职活动产生不利影响?

私は日本の大学院に留学する前に、先輩から秋入学が就活に悪い影響を与えると言われました。それは就活と卒論が両立できないからです。ところが実際のところ、私と周りの友達もすべて無事に内定をいただき、卒論も通過しました。

我在去日本大学院留学之前,前辈曾告诫我,秋季入学会对就职活动产生不利影响。这是因为就职活动和毕业论文不能兼顾。但实际上,我和朋友们都顺利拿到了内定名额,毕业论文也通过了。

東大をはじめ、留学生向けの秋入学プログラムの数も増えています。日本で就職するつもりの留学生も多いと思うので、一例として私の履修計画を紹介します。

以东大为首,面向留学生的秋季入学项目也在增多。因为有在日本就职打算的留学生还挺多的,所以我以自己的学习计划为例向大家说明一下。

第一学期にたくさんの授業を履修して、単位をとることにします。第二学期は授業を履修しながら、サマーインターンに応募します。修士一年目で修士学位の要求される単位を大体とりました。こうなれば残りは卒論だけです。第三学期に、全力で就職をします。

我在第一学期进行了大量的课业学习,取得了学分。在第二学期一边学习,一边参加了暑期实践活动。基本上修满了修士一年级所要求取得的学分。这样的话剩下的也就只有论文了。在第三个学期,全力以赴找工作。

上手くいけば早めに来年の1月、2月ごろに外資系企業の内定をいただけます。まだ続いていく人は3月、4月を経って日系企業の内定もいただきます。無事内定獲得後の最後の第四学期は卒論に集中します。

顺利的话,最早在来年的1、2月份就可以拿到外资企业的内定了。剩下的人过了3、4月份也能得到日企内定。顺利拿到内定之后,就可以在最后的第4个学期集中精力写毕业论文了。

そして7月、8月ごろに最終提出をします。しかし、5月、6月まで就活もまだ決まっていない人は卒論と両立できなくなります。早くに内定を得るためにもインターンなどでの早期の就活準備は必須です。

然后在7、8月份左右最终提交论文。但到了5、6月份还没决定就业单位的人,就没办兼顾毕业论文和就职了。为了早点得到内定名额,参加实习活动之类的早期就职准备是必须的。

留学生採用に積極的な会社ってあるの?

存在所谓“积极任用留学生”的企业吗?

留学生を採りたい会社は勿論たくさんあります。そのことは、例えば東大が留学生向けの企業説明会を頻繁に開催していることからも伺えます。

毋庸置疑,想任用留学生的企业有很多。以东大频繁召开面向留学生的企业宣讲会为例也可以看出这一点。

特に、海外業務のある会社や海外に進出したい会社などは留学生を取りたいと考えているはずです。例えば、ある戦略コンサルティング会社はアジア留学生をコース別で採用しています。留学生は入社してから、グローバル事業に携わるケースが多いです。

尤其对于经营海外业务的企业或者是想进军海外的企业来说,考虑任用留学生也是理所当然的事。比如说,某个战略咨询公司特别任用亚洲留学生。留学生从进入公司开始,就开始从事国际贸易工作的例子有很多。

それに対して、留学生、日本人問わず一緒に評価して採用する会社も当然あります。その時、「この会社には外国人がいますか?」「どの部門にいますか?」「何人ぐらいいますか?」などの問題にこだわる必要はありません。

与此相对的是,无论留学生还是日本人一律采用统一评价体制的企业当然也是存在的。这种情况下,就不用拘泥于“这个公司有外国员工吗?”“(外国人)在哪个部门工作呢?”“大概有多少人呢?”之类的问题了。

自分の行きたい会社、部門に応募することをお勧めします。周りの意見や噂に流されないで下さい。

推荐大家去应聘自己想去的企业、部门。请不要受旁人意见或者是闲言碎语影响而随波逐流。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

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