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人を労うのに「ご苦労さま」と「お疲れさま」と云う挨拶語があります。「ご苦労さま」は雇用人が使用人に、目上の者が目下の者に、「お疲れさま」はその反対に使うものと思っていましたが、そうでもないようで私の認識不足を発見?

慰劳别人的问候语有“ご苦労さま”(你辛苦了)和“お疲れさま”(您辛苦了)。我一直以为“ご苦労さま”是老板对员工、上级对下级使用,而“お疲れさま”用法则相反。不过貌似并非如此,这是我的认知不足吗?

学習者から質問がありました。職場で日本人はいろいろな場面で「お疲れさま!」を連発している。この学習者はどんな時に「お疲れさま!」を使ったらいいのか判らないので日本人と同じように使っているが、良く判らないので教えてくださいとのこと。

有学生提问,说在职场的各种场合中看到日本人不停说“お疲れさま”,他不知道什么时候该用“お疲れさま”,就跟着日本人一样使用,因为实在不懂就来请教。

聞いてみると

1)仕事中、なにか行動する前や言葉をかける時、先ず「お疲れさま!」と云う。

2)電話の時も、掛け手・受け手双方とも「お疲れさま!」と云う。

3)退社の時、先に退社する人が仕事中の人に「お疲れさま!」と云って帰る。

この時、上司には「です。」を付けるが、同僚には付けない。

4)仕事中の上司、同僚とも先に退社する人に「お疲れさま!」と云う。

问过之后,具体问题如下:

1)工作中在做什么事说什么话之前首先会说“お疲れさま!”。

2)电话里接打双方都会说“お疲れさま!”。

3)下班的时候,先走的人会跟还在工作的人说“お疲れさま!”后再走。这时对上司会加“です。”,对同事则不加。

4)工作中的上司和同事都会对先走的人说“お疲れさま!”

聞いていて何となくしっくりしないので、次のように応えた。

光听着总觉得格格不入,作了如下回答:

1)仕事中、判らないことを聞いたり、頼んだりする時は「すみません???はよく判らないのですがどうしましょうか」、「ナニ・ナニをお願いしたいのですが」と、はっきり云ったほうがいい。「お疲れさま!」の一言で聞いたり、頼んだりできるなんて?です。

1)工作中请教不懂的地方或者拜托别人时最好明确说出“不好意思,关于xx我不是很懂,该怎么做呢?”、“我想拜托你什么什么”。仅用一句“您辛苦了”来请教或者拜托,我对这种方式持怀疑态度。

2)用件の前に使うのは、今の風潮なのか必要以上に気を使っているように思うが、まぁー使ってもいいかな。

2)在说具体事项前使用“お疲れさま”可能是现在的潮流,不过我觉得大家是关注过头了,不过用用也无妨吧。

3)「お疲れさま!」でなく「お先に失礼します。さようなら。」のほうが適切。

3)这种情况不该说“お疲れさま!”而是“我先告辞了,再见“更妥当。

4)上司は部下(先に退社する)に「ご苦労さま。さようなら。」

同僚は「お疲れさま。さようなら。」がいいのではと。

4)上司对先下班的部下说”辛苦了。再见。“而同事之间用“您辛苦了,再见”为好。

このように学習者からの質問に応えた後、自分自身でも自分より若い人にでも、少し距離をおく人や敬意をもって接している人には無意識に「お疲れさま」を使っていることに気付かされた。

在回答了学生的问题之后,我也意识到自己本身对于比自己年轻的、关系比较疏远的或怀着敬意去接触的人都无意识的用了“お疲れさま”。

学習者にとって、日本語は話し手と聞き手の距離によって言葉が変わるということは解っているのだが、それをどの場面でどのように変えるかかということがとても難しいようです。

对日语学习者来说,虽然知道日语根据说话者与听话者的关系远近程度使用的表达会有不同,但是这该在何种场面如何去变就相当困难了。

言葉は人間関係の潤滑油。歌は世につれ世は歌につれ、言葉もまさしく世につれ言葉自体使い方が変化している。近年、変な敬語、丁寧語、若者言葉(メリット・デメリットあり)が氾濫していて日本人同士でも訳の判らない言葉使いは外国人の日本語学習者にとっては苦労が多いことでしょう。

语言是人际关系的润滑油。歌曲能反映世态炎凉,而语言也随着时代变迁而在变化。近年来,日语中奇怪的敬语、郑重语以及年轻人用语(有好的也有不好的)泛滥,连日本人之间都搞不懂的用法,这对于学习日语的外国人来说想必很费劲吧。

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