電車内のケータイマナーは統一されているが、「大声でしゃべってる集団は良くて、ケータイだけ問題視されるのは変」など、いろいろな意見もある。

电车内的手机礼仪虽已被统一,但像“一群人大声说话就可以,只关注手机太奇怪了”等等,意见也很多。

「優先席付近では電源をオフに、それ以外の場所ではマナーモードにして、通話はご遠慮ください」。JR東日本など関東の鉄道会社は、2003年から車内におけるケータイの使用マナーを統一化し、車内アナウンスやポスターなどを通じて乗客に注意を促している。

“在老弱病残孕专座附近请关掉电源,其他场所则设成振动模式,请勿通话”。JR东日本等关东铁路公司从2003年开始统一了车内手机使用礼仪,并通过车内广播和海报等形式督促乘客注意。

MMD研究所の調査によると、およそ88.6%の人が「車内では通話は控える」べきだと答えている。が、実際には電車内で通話している人の姿はさほど珍しくない。かくいう筆者も正直にいえば、急ぎの用件でやむにやまれず小声で通話した経験は、結構ある(一応、優先席付近は避けるものの…)。

根据MMD研究所的调查,差不多88.6%的人回答应该“控制车内通话”。但,实际上在车内通话的人并不少见。说实话,说这种话的笔者也经常因急事不得不小声通电话(虽说大体避开了老弱病残孕专座…)。

「車内で通話している方を見かけたら、『申し訳ありませんが、ご遠慮ください』などとお願いしていますが、すべての車両に乗務員の目が届くわけではないのが実情です。乗客の方々がお互いにマナーを呼びかけあってくだされば、鉄道会社としてはありがたいことですが…」(JR東日本・広報部)

“在车上看到乘客通话,乘务员会请求‘对不起,请您注意’。但乘务员不可能看得过来所有车厢。如果乘客能互相号召遵守礼仪的话,作为铁路公司我们十分感谢…”(JR东日本・宣传部)

個人的には、やけに大声で通話をしている人に出くわすと、不快というか面食らうというか、なんだかソワソワしてしまうこともある。でも、小心者の筆者は、下手に注意して相手に逆ギレされることを考えるとなにもできない…。そこで、千代田区内で“路上喫煙”の巡回パトロールを行っている千代田区安全生活課の方に、公共の場でマナー違反者に声をかける際のコツを聞いてみた。

个人来说,遇到大声通话的人,不舒服或者是不知所措,有时也会觉得心神不定。但是,考虑到如果提醒方法不当反而会让对方发火,胆小鬼的笔者什么都做不了…。因此,向在千代田区巡逻宣传“路上禁烟”的千代田区安全生活科询问了在公共场合提醒礼仪违反者的要领。

「相手を怒らせずにマナー違反を注意するには、とにかく心理的な圧迫感を与えないことです。悪いと糾弾するのではなく、マナーの存在を知らない相手に、それを教えてあげるという気持ちで声をかけることを心がけていますね」(同)

“为了不让对方发火,提醒对方时最好不要给他们心理上的压迫感。要注意不是谴责对方的错,而是以提醒对方不知道礼仪存在的心情来打招呼。”(同)

相手に合わせて口調を変えるなど、具体的なテクニックってありますか?

像针对被提醒对象改变口吻之类,有没有具体点的技巧呢?

「経験上、若い学生さんには優しい口調の方が聞き入れてもらいやすいですし、熟年の方には砕けすぎずにキッチリした態度をとった方がいいなどの傾向があります。余分な言葉が感情を刺激することもありますから、注意の言葉はできるだけ短い方がいいでしょう。また、二人以上で声をかけるのも、トラブル防止には効果的です」(同)

“从经验上来说,提醒年轻的学生时用温和的口吻他们容易接受。而中老年的话则最好义正言辞地来说。多余的话有时会刺激对方的感情,所以说的话要尽可能的短。另外,提醒两个以上的人时,也有防止纠纷的作用。”(同)

友人や周囲の人の協力を得られれば、安心感は高いかも。とはいえ本当は、見知らぬ人に注意したりされたりしないで済むよう、個々人がマナー意識を高めるのが一番なんですけどね。

如果能得到朋友和周围人的协助,或许安感心会比较高。虽说如此,为了不提醒陌生人或者被陌生人提醒,每个人都提高遵守礼仪的意识最好不过了。