程度の差はあれ、世界中の多くの国が記録的な猛暑に見舞われる中、海外の人々はどのように暑さ対策をしているのだろうか?

虽然程度不同,近日,全球多国均出现了创纪录高温天气。国外民众又有哪些降温的方法呢?

•日本:うな丼を食べる|日本:吃鳗鱼饭

日本は今年夏に入ってから、最高気温35度を超える猛暑に何度も見舞われ、多くの地域で観測史上最高の気温が記録されている。総務省のデータによると、5月27日から8月4日までにすでに2万9729人に上る人が熱中症で病院に救急搬送され、うち34人が亡くなっている。また、ビール、清涼飲料水、エアコンといった夏場の人気商品の売上高は急激に拡大している。

今年入夏以来,日本多次出现最高气温超过35度的酷暑天气,多地创下高温纪录。据总务省统计,自5月27日到8月4日,已有2万9729人因为中暑被紧急送医,其中34人死亡。啤酒、清凉饮料、空调等暑期人气商品的销量直线上升。

日本人は暑さ対策でうな丼を食べる習慣がある。うな丼は体力をつける効果があると同時に、夏の倦怠感を改善する効果もある。8月に入ると、日本では通常週末の夜ごとに花火大会や納涼祭りなどのイベントが行われる。

日本人防暑降温,习惯吃鳗鱼饭。据说它有补充体力的功效,同时有助于改善夏季倦怠感。进入8月份,日本人每每利用周末晚上举办烟花大会、纳凉夜市等活动。

毎年、日本の気象庁やマスコミは猛暑について人々に注意を呼びかけると同時に、暑さ対策についての豆知識などを紹介している。しかし、それでも多くの人が熱中症にかかっている。注意すべきは、日本では多くの人が室内で熱中症にかかっている点だ。

每年日本气象厅和媒体都提醒人们注意高温酷暑,并介绍一些防暑降温的生活小常识,但还是会有很多人中暑。值得注意的是,日本很多中暑情况发生在室内。

日本人は比較的プライバシーを重んじることに加え、家の騒音が外に聞こえないように、暑くても窓を閉めきっている家が多い。また日本家屋には風通しが悪く放熱に向いていない造りのものがあったり、一部の人たち、特に高齢者はエアコン病になることを恐れて、非常に暑くてもエアコンをつけることを我慢したりする。そのため、毎年この時期になると、日本のマスコミは国民に対して頻繁に「決して暑さを我慢しないように」と呼びかけている。

日本人比较注重隐私,同时为了避免家里的噪音干扰到外界,很多家庭即便在高温天也门窗紧闭。有的日本房屋结构不利于通风和散热,有些人尤其是老人,由于怕得“空调病”,不管多热也忍着不开空调。所以每年这个时候,日本媒体会频频提醒,“天热千万不能硬扛”。

•インド:稲わらを使った空調機器が広く使用されている|印度:人们都开“土空调”

印度街头贩卖的“土空调”

インドは4月から猛暑に入り、数百人が熱中症で亡くなっており、規模の大きい各病院は熱中症患者で溢れている。インドの首都ニューデリーでは今年の夏の最高気温は45.7度に達し、この10年間で最高気温を記録した。猛暑を避けるため、インド人は毎日昼に外出することをできるだけ避ける。もし外出しなければならない場合は、炎天下の太陽の日差しやけどしないように体中の肌を出さないようにする。同時に、インドの多くの地方自治体は夏場の勤務時間を短縮させたり、学校を夏休みに入る前に休校させたり、建築現場など屋外で仕事をする作業員には昼間に休息させて、夜に仕事をさせるようにしている。

印度4月就进入酷热天气,已经有数百人中暑身亡,各大医院中暑病人人满为患。印度首都新德里今年最高气温达45.7℃,创10年以来同期最高气温。为了躲避酷热,每天中午印度人都尽量避免中午外出。如需外出的话,也会把身体裹得严严实实,以免被晒伤。同时,印度的许多政府机构会在夏季缩短工作时长,学校提前停课放暑假,建筑工地等室外工作的工人也是白天休息,晚上干活。

ニューデリーでは、政府のオフィスや学校の教室には必ず「ルームクーラー」と呼ばれる空調機器が設置されている。この原理は冷風扇に似ており、正面には扇風機、他の3面にはルーバーと麦わら、底部には水槽が備えられている。水槽に備えられたポンプによって水が循環され、3つの水管を通してルーバー上の麦わらが水分で湿気を帯び、さらに扇風機で冷気を帯びた風が吹き出される。「ルームクーラー」は気温を下げる効果が高く、一般家庭で広く使用されている。

在新德里,政府办公大楼和学校的教室必备一种“土空调”。它的工作原理类似空调扇,正面安装风扇,其余三面是百叶和稻草,底部是一个蓄水槽,蓄水槽内安放一个小水泵,通过三根小水管将百叶上的稻草打湿,再通过风扇吹出带水汽的风。这种“土空调”降温效果不错,颇受普通家庭欢迎。

•セルビア:街角で給水車が飲料水を提供|塞尔维亚:街头给水车供水

この1週間、欧州のバルカン半島全域は猛暑に見舞われ、セルビア、クロアチア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナなどの国では最高気温40度を超える記録的な暑さとなった。

最近一周,整个欧洲巴尔干地区都被高温天气包裹着,塞尔维亚、克罗地亚、黑山、波黑等国家都出现最高气温超过40℃的高温天气。

セルビアの首都ベオグラードでは、通常なら多くの人で賑わう中心地も、行きかう人がまばらで、人が溢れているのは観光地だけといった状態だ。ベオグラードの地方自治体は保水車を出動させ、各主要道路で路行く人に飲料水を提供している。このほか、専門家が熱中症を防止するため、市民にできるだけ多くの水分を補給することや午前10時から午後5時まではできるだけ外出を避けるようにとアドバイスをすると同時に、市民、とくに高齢者や児童、妊婦などにエアコンが効いている場所へ行って暑さを避けるように呼びかけている。

在塞尔维亚首都贝尔格莱德,平时人流汹涌的市中心,行人寥寥无几,只有观光景点比较热闹。贝尔格莱德政府出动多台补水车停驻在各主要路段,为路人提供饮用水。专家建议为了防止中暑,市民应尽量多补充水分,在上午10时到下午5时之间尽量避免外出,同时呼吁装有空调设施的场所允许市民、特别是老人、儿童、孕妇等进入避暑。

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