世代の違う人との接し方
 ビジネス社会は学生時代とは異なり、年齢も価値観も多様な人たちが一緒に働く場所である以上、どこかに接点を求める必要があります。お互いの立場・考え・感じ方を尊重したコミュニケーションづくりが、世代間の埋めるのです。

年長者に対する礼儀
①敬意をはらう
 上司から命令される立場という点では、自分も年長者(先輩も含む)も同列と思うかもしれませんが、年長者は年長者としての意識を強く持っています。どんな時でも年長者のプライドを傷つけないよう、十分に敬意をはらいましょう。
②指導・助言は積極的に受ける
 忙しい上司にかわって仕事の指導をしてくれるのは年長者です。年長者の指導・助言は積極的に受け、必ず感謝の気持ちを表します。
③特定の年長者とだけ付き合わない
できるだけ多くの人とコミュニケーションをもつために、特定の人だけの付き合いはマイナスです。ほかの年長者との付き合いが少なくなり、幅広い知識の吸収ができなくなります。

同僚とは「親しき仲にも礼儀あり」
①足を引っ張らない
 組織に入れば、たとえ同僚とはいえ嫌いな人間もいるでしょう。しかし、縁あって同僚になったのですから、自分の出世のために同僚を中傷したり、嫉んだり……卑劣な行動は慎みましょう。
②ライバル意識をもとう
良い意味のライバル意識をもちましょう。仕事に関する知識・技術の習得、得意先の情報交換、会社の将来展望などを話し合い、常に前向きに刺激し合って、会社生活を楽しく張りのあるものにしましょう。
③上司の悪口を言わない
 上司を悪くいったり、酒の席でこぼしたりするのはやめましょう。悪口は当事者の耳に入りやすいものです。そんなことで人間関係にが入るのは最低です。
④マイペースを守る
 同期生との間に差がついても、決して動揺する必要はありません。焦るよりもマイペースを守り、常に自己啓発を心がけましょう。