Q1:日本人はどうして行列好きなのですか。
A1:行列はレジ、乗り物、トイレ、ATMなど日常生活の至る所にあります。日本では子どものころから集団生活のマナーとして静かに整列し、順番を守ることを学びます。飲食店や娯楽施設などでは行列数が人気の目安です。列の先においしいことや楽しいこと、いいことがあると期待しているので、長い待ち時間にも耐えられます。行列好きといわれるイギリス人も日本人も、最近は待つのが苦手な人が増えているようです。

Q1:日本人为什么喜欢排队 ?
A1:排队现象遍及诸如收银机、乘车、厕所和ATM等日常生活的方方面面。日本人在还是孩子的时候就置身于集体生活方式的潜移默化当中,学会排队等待。对于餐饮店和娱乐场所来说,队列的长度也是显示其人气的基准。一想到队列尽头的美食和乐事、好事等,就充满了期待,长时间的等待也能够忍受了。不过喜欢排队的英国人也好,日本人也好,最近讨厌等待的人好像都在增加的样子。

Q2:自動販売機のコーヒーは夏はどうして冷たいですか。温かいコーヒーも飲みたいですが。
A:たしかに冬にはホットとコールドの混在だった飲料自販機が、夏になると、すべてコールドに切り替えられることが多いようです。これは日本人が熱いお茶や冷たい麦茶を季節に合わせていた習慣に準じています。

Q2:在夏天自动贩卖机出售的咖啡为什么是冷的呢?也想喝热咖啡的说……
A:确实,在冬天自动贩卖机出售的咖啡冷热两种都有,但是一到夏天很多机器就全部换成冷的了。这是由于日本人在古时根据季节的变换分别喝热茶和冷麦茶,现在也遵循着这一由来已久的习惯。

 夏はのどの渇きを癒す清涼飲料としての購入目的が大半ですから、消費者ニーズに対応して、コーヒーもコールドとなるようです。そもそもコーヒーを「アイス」にして飲む発想も、自販機で缶コーヒーを販売するのも日本人が工夫した飲み方です。

    夏天大多数人买清凉饮料都是为了解渴,所以为了满足消费者的需求,咖啡也弄成了冷的。其实原本像把咖啡冻成“冰”,或是在自动贩卖机销售罐装咖啡,都是经过日本人加工过的。

 日本人は年間100億本もの缶コーヒーを飲むそうで、お茶の国の日本人がコーヒー消費国世界第3位にあるのは、自販機による缶コーヒーの消費も大きいといわれています。それほど自販機設置数が多いわけですが、飲料自販機のなかでもコーヒーが最も大きな売り上げ割合を占めています。となると、多数派需要に対応してホットとコールドに切り替えることは販売戦略でしょう。

    据说日本人每年会喝掉100亿听的罐装咖啡,作为喝茶国度的日本之所以能够成为世界第三的咖啡消费国,经由自动贩卖机出售的罐装咖啡可以说是功不可没。一来自动贩卖机出售的数量很多,再加上其中销量最大的还是咖啡。那么,为满足大多数人的需求,将热咖啡改换成冰咖啡也可以说是一种销售策略了吧。

 ちなみにウーロン茶も本家中国ではホットのみでしたが、日本のコールド式が逆輸入されて微糖入りで売られるようになっています。食文化は、その国の人々の嗜好に合わせて取り入れられていきます。コーヒーにこだわる人が増えているので、そのうち、一年中ホットコーヒーも飲める自販機も出てくることでしょう。
 
    顺带一提,乌龙茶在其发源地中国原本也是只有热的,但是日本式的冰冻乌龙茶逆向进入之后,中国也开始出售低糖的冰乌龙茶。饮食文化是要和该国国民的喜好相合的,由于咖啡一族的增加,总有一天会出现一年四季都出售热咖啡的自动贩卖机吧。

Q3:サインするとき、名字を丸で囲むのはどうしてですか。
A: 日本は印鑑社会です。そのため、手書きでも印鑑のように名字に枠をつけることで本人証明をしようとするものです。江戸時代には屋号の一文字を○(まる)で囲んだり、四角の角の部分だけを付けて通称表記していました。マルで囲む表記方法は、秘密を「マル秘」のように、今では特別な意味を持つことばを省略するときに使っています。

Q3:签名的时候为什么要用圈把名字圈起来呢?
A:日本是一个印章社会。因此,即使是手书的签名也要像印章那样用圆圈把名字给圈起来,以此来证明本人。在江户时代,商号招牌的第一个字会用圆圈给包起来,只包住四角的角的部分来表示通称。用圆圈包住的方法在今天是用于省略了某特殊意义的词语使用,比如把秘密写成“O秘”。

Q4:運動会のときなどに、頭に鉢巻を巻くのはなぜですか。
A:勝利や成功に向かって、頑張るぞと気合いを入れるとき、鉢巻をします。鎌倉時代に武士が戦いのときに「烏帽子」が鉢(頭)から落ちないように頭に布を巻きました。それが戦いには欠かせなくなりました。今でもストライキなどで見掛けます。

Q4:运动会的时候,为什么要在头上缠上头带呢?
A:在想要获得胜利或成功的时候,表示要加油的气势时,就在头上缠上头带。在镰仓时代,武士在战斗的时候为了防止“乌帽子”从头上掉下来,就用布缠在头上。之后这成了战斗中的必须之物。现在在罢工的时候也能看得到这一风景。