■写経

■写经

「写経」とは、新聞や雑誌の短めの記事(天気予報程度のごく短いもの、または長いものの2~3段落程度)を、一言一句書き写していくことです。日本語の文章はもちろんのこと、英文の写経も効果的です。

“写经”是指把报刊杂志中简短的文章(像天气预报这样篇幅极短的,或者长篇幅中的2~3段左右)一字一句抄录下来。日语文章就不用说了,这种抄写对于英文来说也是很有效的。

写経の利点は、文章の非常に細かい部分にまで目が行き届くことにあります。書き写す速度でじっくり読むと、ざっと読んでいたときには見えなかった、文章のいろんな仕掛けが見えてきます。一見単調そうですがとても発見が多く、またなぜか精神統一のできる作業です。あまり長いものに挑戦すると続かないので、最初はとにかく短いものを選ぶのがお勧めです。1日15分などと、時間で区切るのもいいかもしれません。

写经的好处在于能着眼于文章极其细微的部分。 以抄写的速度去慢慢阅读,会发现文章中各式各样的描写手法,这在粗读时是注意不到的。虽然看起来似乎有些单调,其实做起来会有很多新发现,还能集中注意力。若是挑战过长的内容容易半途而废,所以推荐大家在刚开始时选择篇幅较短的。

私が写経を始めたきっかけは、どなたか忘れてしまいましたが売 れっ子ミステリ翻訳家が、「毎朝15分、日本の文豪の文章(漱石や三島を例に出していました)の写経をしてから仕事にとりかかる」と話しているインタビューを読んだのを思い出したことでした。私も本稿を書いているうちに久しぶりに写経を再開したくなってきました…

我之所以开始这项抄写练习,是想起曾经读过一位挺有名气的推理小说翻译家的采访文,名字记不起来了,不过他当时这样说道:“我每天早上会花15分钟去抄写日本文豪的作品(举的例子是夏目漱石及三岛由纪夫),然后才开始工作。”我在写这篇文章时也久违地有了想去抄写的冲动……

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