女優の北川景子と深田恭子が、古澤健監督の新作ホラー「ルームメイト」で初共演を果たすことが分かった。人気と実力を兼ね備えたふたりが、女性の心の奥底に潜む極限レベルの心理劇に体当たりで挑む。

今春に死去した今邑彩さんが、1997年に発表した同名作が原案。今邑さんの作品は、1990年代から立て続けにドラマ化されているが、映画化は初めてとなる。テーマは、憧れのライフスタイルとして近年20代を中心に急増しているルームシェア。主人公の萩尾春海が、ルームメイト・西村麗子の奇妙な行動をきっかけに次々と不可解な事件を目の当たりにする。やがて事態は殺人事件にまで発展。身の危険を感じた晴海の前に現れたのは、麗子の姿をしたマリと名乗る全くの別人だったという設定だ。

北川が扮する春海は、交通事故で入院中に意気投合した看護士・麗子と退院後にルームシェアを始めるという役どころ。初めて脚本を読んだときは衝撃を受けたそうで、「自分が台本を読んだときに最初に感じたその衝撃を、映画をご覧になったみなさんにもお伝えしたい。その衝撃を伝えるために、春海というキャラクターを通して演じていかなければならないなと感じました」と意気込む。初対峙となる深田に対しては、「ふだんは穏やかで柔らかい印象の方なのですが、役を演じ分けるのが素晴らしく、私はそれに一生懸命ついていくだけです」と“共闘”を誓った。

一方の深田も、脚本を読んだときのことを「最後までどういう展開になるのか想像がつかず、そのとき感じた高揚感を作品の中でも存分に出せたらいいなと思いました」と述懐。だからこそ、「非常に難しい役柄ではありますが、ご覧いただく方々をだませるよう、監督と相談しながら、楽しみながら、この役を演じたいです」と並々ならぬ意欲をみなぎらせている。

脚本を兼ねる古澤監督は、ふたりについて「まるでこれまでも長い時間一緒に過ごしてきた姉妹であるかのように表現してくれています」と手ごたえを実感している様子。さらに、「目に見える芝居の部分が素晴らしいのはもちろん、目に見えない深い部分、物語の底に伏流する魂の触れ合いと葛藤(かっとう)をひりひりと感じさせてくれるふたりですね」と絶賛し、「撮影前も撮影中も、キャラクターたちの履歴や深層心理についてディスカッションしていますが、そこで知的な興奮を覚えることも現場での大きな喜びです」とコメントを寄せた。

都内近郊で行われている撮影は、5月9日にクランクインし、6月中にクランクアップ予定。

「ルームメイト」は、今秋に全国で公開。

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女星北川景子和深田恭子将联袂出演古泽健导演的新作,恐怖片《室友》。这是二人的首度合作,故事将探寻女性心理深处,挑战心理承受极限。

故事改编自今年春天去世的著名推理小说作家今邑彩发表与1997年的同名小说。今邑彩的作品在上世纪90年代曾被改编为电视剧,这次还是首次改编成电影。故事聚焦最近20年十分常见的合租房屋现象。女主角萩尾春海(北川景子饰)的室友,西村丽子(深田恭子饰)的一系列奇怪行为引发了不可思议的事情。而不可思议的事情最终演变为杀人事件。感到身处险境的春海这才发现,眼前出现的是有着丽子的样子但名字却是玛丽的完全不同的人。

北川景子饰演的女主角春海,因为交通事故住院的契机结识了十分投缘的护士丽子,出院后二人便开始合租房间。北川表示在当初读脚本时很受冲击,又直言“为了将最初读剧本时候的震惊传达给观众,为了传达这种冲击,我必须要吧春海这个人物演活。”而在谈到对首次合作的深田恭子印象时,北川坦言“她平时非常安静温柔,然而演起戏来又十分出色,我只是努力跟着她而已”。

而另外一面深田恭子,则表示“不去想最后的结局如何,只是顺着自己的感觉把那时的感受展现在作品里就好”,也坦言“这个角色把握起来有难度,因此也在和导演进行商讨,很享受这次的表演经历”。

导演兼编剧古泽健则对二人在影片中的表现十分称赞:“她们表现地就像是在一起生活了很长时间的姐妹”,接着他又大赞:“不仅看得到的故事部分二人诠释的十分出色,也让人深刻感受到饿了故事背后角色间灵魂的触摸和纠葛”。

剧组已于5月9日开机,预计6月中旬将杀青。

《室友》将于今年秋在日本全国公映。

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