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『新古今集』恋一・1049

難波潟 みじかき芦の ふしの間も
逢はでこの世を 過ぐしてよとや 

上の句:難波潟 みじかき蘆の ふしの間も
上の句読み:なにわがた みじかきあしの ふしのまも

下の句:  逢はでこの世を 過ぐしてよとや
下の句読み:  あわでこのよを すぐしてよとや

作者/歌人名: 伊勢(いせ) 

■ 現代語訳 
難波潟の芦の、節と節との短さのように、ほんの短い間も逢わずに、一生を過ごしてしまえと、あなたは言うのでしょうか。

■ 单词解释
【難波潟】 现在的大阪2湾入江处,古时,芦苇很多。
今の大阪湾の入り江の部分のこと。昔は干潟が広がり、芦がたくさん生えていて、名所のひとつになっていました。「潟」は潮が引いた時に干潟になる遠浅の海のことです。

【みじかき芦の】 「難波潟 みじかき芦の」为这首和歌序词。
「芦」は水辺に生えるイネ科の植物。高さ2~4mになります。「難波潟 みじかき芦の」までが、この歌の序詞。

【ふしの間も】 掛词。同时表达:芦苇节的短,以及相见时的短暂。
掛詞で、芦の「節(ふし)」の短さと、逢う時のほんのわずかな時間、という意味を掛けています。

【逢はでこの世を】 「世」这里有多重意味:男女之间、人生等。 另外音与「節(よ)」相同,和「節(ふし)」组成芦苇的缘语。
「世」は人生や男女の仲などさまざまな意味を持ちます。ここでは男女から人生の意味まで複数の意味をかけます。また「世」は「節(よ)」と音が重なり、「節(ふし)」とともに芦の縁語。

【過ぐしてよとや】 “如此度过一生,是你说的吧”的意思。
一生を過ごしてしまえと、あなたは言うのでしょうか、という意味。「てよ」は完了の助動詞「つ」の命令形です。 

■ 作者
伊勢(いせ。877~938?)
紀貫之と並び称されることもあった、古今集時代の代表的歌人。伊勢守藤原継蔭(つぐかげ)の娘。宇多天皇の中宮温子(おんし)に仕えましたが、温子の兄の仲平との恋に破局。その後宇多天皇の皇子を生み、伊勢御息所(みやすどころ)となりました。その後、さらに宇多天皇の皇子・敦慶親王とも結ばれ、女流歌人の中務(なかつかさ)を生んでいます。 

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