東京・日暮里にある和菓子店「江戸うさぎ」を運営する大藤が1月に発売した「妖怪★いちご大福」。つぶらな妖怪がいちごにかじりついた姿が「キモかわいい!」と、1日に300個売れるヒットとなった。

「一度、妖怪に見えてしまったらもう止まりませんでした」と、開発した店長兼商品管理部の横尾文乃さんは笑う。「普通のいちご大福では“コンビニの100円でいい”になってしまう。だからといって、全く新しい食感を提案するのは難しい。そこで思わず人が笑ってしまう、インパクトがあるものを出したい」と日頃から考えていたら、“谷中墓地からやってきた妖怪がいちごを食べている”と瞬間的に見えたという。

そこで、外側の餅生地を幽霊の着物の裾のようにだら~んと伸ばしてみたり、切り込みを入れて大きな口にしてみたり、黒ゴマで目をつけたり。「普通じゃだめなんですか」と反発する職人を説得しつつ、あれこれ試した。

味にも納得いくまで試行錯誤。生地には女性向けにコラーゲンを練り込んだ。北海道産小豆を使用した“こしあん”といちごと相性がいい“ミルクあん”の2種類。控えめな甘さにたどりついた。

いちごのシーズンが終わり、5月から発売の「妖怪★あんず大福」も順調。だが、横尾さんは、次に“お客さんを驚かせるのは何か”とワクワクしながら思案中だ。

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