コミックスの累計発行部数が1億4000万部を誇る青山剛昌さんの人気マンガ「名探偵コナン」で、最大の謎とされる「黒ずくめ」の正体に迫る新シリーズの連載が、23日発売の「週刊少年サンデー」(小学館)25号で始まった。公開されたポスターは、コナンら主要キャラクターがそろって登場しており、英ミステリー作家アガサ・クリスティの代表作の一つ「オリエント急行殺人事件」の表紙を意識したデザイン。ポスターのキャッチコピーは「オールスターキャスト総出演で贈る、“コナン史上最も豪華で、最も真実に近づく”衝撃の新シリーズ」となっている。

ファンの間では「黒ずくめ」の主犯格である「あの方」を予想したサイトも存在する。以前は「あの方の正体は、コナンの最大の理解者である阿笠博士」といううわさが広がり、作者がインタビューでわざわざ否定したこともあるほどだ。

第818話「ミステリートレイン[発車]」では、冒頭から「黒ずくめ」のメンバーが、コードネーム「シェリー」という元組織のメンバーでコナンと行動を共にする少女・灰原哀が列車に乗るという情報を捕らえて殺害を企むシーンが描かれている。また、サンデーの表紙には「コナンVS.黒ずくめの幕が上がる」 「コナン史上、最も真実に近づく長編シリーズ開始!!!」と告知されている。

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