关键词:納屋 火薬 足音
そのあくる日もごんは、栗をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は物置で縄をなっていました。それでごんは家の裏口から、こっそり中へはいりました。 そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が家の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。 「ようし。」 兵十は立ちあがって、納屋にかけてある火縄銃をとって、火薬をつめました。 そして足音をしのばせてちかよって、今戸口を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、ばたりとたおれました。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、土間に栗が、かためておいてあるのが目につきました。 「おや」と兵十は、びっくりしてごんに目を落しました。 「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」 ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。 兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。
第二天,阿权又带着栗子往兵十家来。兵十正在仓房搓草绳,于是阿权便 从后门偷偷地溜进了他家。这时,兵十一抬头:呀,家里跑进一只狐狸!上次偷我鳗鱼的狐狸阿权又来捣蛋了!    “好啊!”兵十站起身,拿下挂在库房的火绳枪,装上火药,然后蹑手蹑脚地靠上前去,一枪打中了正要跑出门来的阿权。   兵十跑了过来,一下看到进门处放着一堆栗子,不禁吃惊地将目光落在阿权身上。    “呀,一直给我送栗子来的是你吧,阿权?”   阿权闭着眼睛,无力地点点头。   兵十手中的火绳枪哐当一声掉到地上,那枪口还冒着缕缕青烟。