关键词:栗 茶椀 盗人
ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。 つぎの日には、ごんは山で栗をどっさりひろって、それをかかえて、兵十の家へいきました。 裏口からのぞいて見ますと、兵十は、午飯をたべかけて、茶椀をもったまま、 ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬ぺたに、かすり傷がついています。 どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。 「一たいだれが、いわしなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。 おかげでおれは、盗人と思われて、いわし屋のやつに、ひどい目にあわされた」と、 ぶつぶつ言っています。 ごんは、これはしまったと思いました。 かわいそうに兵十は、いわし屋にぶんなぐられて、あんな傷までつけられたのか。 ごんはこうおもいながら、そっと物置の方へまわってその入口に、栗をおいてかえりました。 つぎの日も、そのつぎの日もごんは、栗をひろっては、兵十の家へもって来てやりました。 そのつぎの日には、栗ばかりでなく、まつたけも二、三ぼんもっていきました。
阿权觉得自己已为赔偿兵十的鳗鱼做了头一件好事。   第二天,阿权在山上采了很多栗子,捧着来到兵十家。它从后门往里一看,兵十正在吃中饭。只见他捧着碗,怔怔地在想着什么。奇怪的是兵十的腮帮子上还带着点伤。正在阿权猜想他受伤的原因时,只听兵十喃喃嘀咕道:    “到底是谁把沙丁鱼扔进我家来的呢?结果让我被鱼贩子当贼好揍了一顿。”   阿权一听,心想:这下可糟了,可怜的兵十准是被鱼贩子揍得落下伤来的吧?它边想边悄悄绕到仓房那边,将栗子放在门口,便回去了。   后来,阿权又接连两天采了栗子送到兵十家去。再后来,它不但送栗子,每天还送两三个蘑菇去。