双击或划选,即可查看单词的详细解释,并收录生词进生词本

フランスの作家、ルナールの詩文集「博物誌」に、「蝶(ちょう)」という作品がある。たった1行。「二つ
折りの恋文が花の番地をさがしている」

法国作家勒纳尔的诗文集《博物志》中有一首作品‘蝶’。只有一行“2张情书正在寻找花的地址”。

「蝶」の右側、「葉」の草かんむりを除いた旁(つくり)の部分は、薄くて平らな姿かたちを意味するという。はがき(葉書)の葉にも通じ、漢字の名前からして郵便屋さんに似つかわしい。魚の同業は誰だろう。虫偏を魚偏に換えると「鰈」、カレイになる

据说‘蝶’的右边部分,‘葉’去掉‘草字头’的偏旁部分是薄而平的姿容的意思。与明信片(葉書)中的葉相通,从汉字的题名"蝶"看来,意似"邮递员"。鱼的同行是谁吧。将‘蝶’字的偏旁‘虫’换成‘鱼’是‘鰈’,那就成了比目鱼。

千葉県銚子市に水揚げされたカレイ科の魚、サメガレイの背中に1通の手紙が張りついていた。14年前、川崎市の小学1年生の女の子が学校の記念行事で風船につけて飛ばした手紙という。海に落ち、歳月を経て郵便屋さんと出会ったらしい

千葉県銚子市被捕获的比目鱼科的鮫鰈的背上贴了一张信纸。据说那是14年前川崎市小学1名1年级女生在学校的纪念活动中贴在气球上放飞的纸。似乎是之后掉落在了海里,经过长时间之后与投递员相遇了。

「おてがみをひろったかたはおへんじをください」。女の子は今、21歳の大学生という。たどたどしくも一心に書かれた文面を見て、友だちや先生の顔を懐かしく思い出しているに違いない

“意外得到这封信的您请给我回信”。据说该名女孩子今年是21岁的大学生。看着虽然写得东倒西歪但专心致志书写的信的内容后,肯定会很怀念的回忆起朋友以及老师的面容吧。

手紙の中には、それを書いた当時のままの自分がいる。普通は届けられた先でしまわれ、あるいは捨てられて、過去の自分に再びまみえることはない。海の郵便屋さんのお手柄だろう

信纸中有着写下那些东西的当时的自己。一般来说信都会被收信者收拾好或者扔掉的,与过去的自己是无法再次相见的,所以这都是大海的投递员的功劳吧。

そういえば昔、蝶が花の番地を見つけられなかったのか、返事の来ない手紙を書いたっけ…と、サメガレイのをねぎらいながら遠い記憶がひとつ、ふたつ、胸をかすめぬでもない。

这么说起来的话,以前,是蝶没有找到花的地址呢,还是我写了没有回音的信……一边表扬着鮫鰈的功绩,心中一边浮现出了一个,两个遥远的记忆。