沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

日本にいた頃は、アメリカ人には「リリー、アメリカ人みたい」と言われ、韓国人には「韓国人みたいだね」と言われ、日本人には「日本人っぽくない」 と言われた私だが、ここフランスでフランス人に囲まれながら生活していると、つくづく私は日本人だなぁ~と思う。海外在住者なら共感できる点もあるのでは?日常生活の中で「やっぱり私は日本人だ」と再確認してしまう瞬間が今回のテーマ。

在日本的时候,我曾被美国人说“lily,你好像美国人”,被韩国人说“你很像韩国人嘛”,被日本人说“你不像日本人”,而如今生活在这满是法国人的法国,深感自己确实是日本人。可能身居海外的各位也会有同感?本次的主题为——在日常生活中再次确定自己的确是日本人的某些瞬间。

1.遠くにいる誰かと目が合い、思わず軽く会釈してしまうとき

1.和远处的某人目光相接时,不由自主的向对方微微点头的那一瞬间

これは自分でも毎回ビックリする。反射神経としか言いようがない。遠くに自分の知っている人がいたら、ちょっとだけ会釈。会釈した後になって初めて自分が会釈したことに気がつく。後になり、「あれ?おかしかったかな?」と思う、そんな時。「あぁ~あたしやっぱり日本人だわ。」

关于这一点,我自己每次也都会吃惊,只能说是条件反射了。远处要是站着自己认识的人,就会微微点头示意。完了之后才会意识到自己刚才向对方点头打招呼了。事后会想那样做是不是有点奇怪,并感叹自己确确实实是日本人啊。

2.「おはよう(Bonjour!)」と「おやすみ(bonne nuit!)」のキスが、ぎこちないなぁと自分で思うとき

2.对于表示“早上好(你好)!”“晚安!”的亲吻礼感觉到不自然的那一瞬间

最初は少しドギマギしたものの、最近ではあいさつのキスも慣れてきた。それでもやっぱり、ぎこちない。初対面の人(旦那の友達とか)といきなり頬を寄せ合うのは、未だに身構えてしまう。何事もなく挨拶のキスを交わすフランス人の隣で、1人ぎこちない私を感じる時。「あぁ~あたしやっぱり日本人だわ。」

一开始,打招呼时的亲吻礼让我有些慌,不过最近也慢慢习惯了,可还是有些不自然。和初次见面的人(比如老公的朋友)突然要互贴脸颊,还是会不由得保持警惕。在自然地行亲吻礼的法国人旁边,有一个不自然的我,这时便会觉得,自己真的是日本人啊。

3.何が面白いのかよくわからないジョークにも、とりあえず合わせて笑っておく自分に気づいたとき

3.意识到自己对于不知道笑点的玩笑,也会先附和着笑的那一瞬间

いわゆる空気を読むってやつかな。みんなが笑ってるから、とりあえず笑っておけぇ~的な。フランス人は人に合わせて笑うようなことはあんまりしない。だから、ジョークを言った本人だけが爆笑することもある。日本で「親父ギャグ」が嫌がられるのも、きっと笑ってあげなくちゃいけないからだと私は思う。フランスではきっと嫌がられない。笑いたい人が笑えばいいから。

也就是所谓的察言观色吧。类似大家都在笑,所以先笑了再说这种感觉。法国人一般不会附和别人去笑。因此,有时候会出现只有讲笑话的人自己在那大笑的情况。我觉得,日本那种老爷子的冷笑话之所以招人烦,肯定是因为听的人不得不笑。在法国的话肯定就不会这样了,谁想笑就笑好了。

4.人前でも堂々とイチャつくカップルに、思わず目がいってしまうとき

4.遇到公然在人前亲热的情侣,眼睛会不由自主瞄过去的那一瞬间

え?あたし、オヤジですかね?でも、何となく目がいってしまう私。人前でイチャつくカップルにとっては、「世界には2人だけ」という感じなんだろう。見ていて、「オイオイ、そんなことまで…」と思うこともたまにある。日本では珍しい、街中で堂々とイチャつくカップルから目が離せなくなっているオヤジっぽい自分に気がついたとき。「あぁ~あたしやっぱり日本人だわ。」

哎?莫非我是老头子啊?可我就是会不由自主的看过去。对于在人前亲热的情侣来说,应该是二人世界的感觉吧。有时候看着便会想,“哎呦呦,这都行啊……”。对于日本比较少见的,在街上光明正大亲热的情侣,我会跟老头子似的一直盯着他们看,意识到的时候不由觉得,啊~我果然还是日本人啊。

5.日本食が無性に食べたくなるとき

5.特别想吃日本料理的那一瞬间

これはもう、しょうがない。たまに日本のドラマを見るけど、そのドラマに出てくる何でもない日本食がとても恋しくなる。何でもない、本当に普通の日本食が食べたい。どこにでもありそうなうどんとか、旅館の朝ごはんみたいなものとか、コンビニのおにぎりとか、スーパーの惣菜コーナーにありそうな赤飯とか。そういった普通の日本食が食べたい。特に私は福岡出身なので、とんこつラーメンが非常に恋しい。

这个真的是没办法了。我偶尔会看看日剧,于是会很怀念日剧里出现的很普通的日本料理,就是想吃很普通的日本料理。比如哪都能吃到的乌冬啦、旅馆的早饭之类的啦、便利店的饭团啦、超市日常食品贩卖处应该会有卖的红豆糯米饭啦,我想吃的就是这些普普通通的日本料理。而且我还是福冈人,所以非常怀念豚骨拉面。

他にも、「とりあえず笑顔をつくってしまうとき」や「レストランの料理で胃がもたれたとき」など、やっぱり私は日本人だなぁと思う瞬間はいくつもある。国民性ってやつは、なかなか抜けない。まぁ、その必要もないと思うが。それはそうとして、日本社会で生きてきたから「日本人の国民性」を持っているのだと仮定すると、このままフランスで生活すると私も「フランス人化」していくのだろうか。うーん、それはないかな。

另外,还有一些瞬间也会让我觉得自己确实是日本人,比如“不管怎样先保持笑容”、“吃了饭店的东西后胃胀”等等。国民性这种东西很难改变。嗯……当然也没有那个必要。不过,要是因为是在日本社会一直生活,所以有了“日本人的国民性”,那我就这样生活在法国的话,是不是也会逐渐接近法国人呢。唔……那倒也不会吧。

あなたはどんな時、「日本人だなぁ」と思いますか?

各位会在什么时候觉得,自己确实是日本人呢?

声明:双语文章中,中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。