【看童话学日语】豌豆公主(朗读版)
沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。
想必大家小时候都读过不少世界经典童话了,大家还记得哪几部呢?“看童话学日语”节目让大家边回味经典童话还能边学习日语,难度适中,并且还附有真人朗读哦,一起来边朗读边学习吧!
昔々、ある国に王子さまがおりました。
王子さまも年頃で、そろそろ、お妃を迎えたいと思いました。
けれど王子さまにふさわしいお妃は、本物の完全なお姫さまでなくてはなりません。
そこで王子さまは、世界中を旅して回り、どこから見ても完全なお姫さまを探しました。
ところがどのお姫さまも、美人でなかったり、品がなかったりして、どうしても王子さまのお眼鏡にかないません。
王子さまはがっかりして国へ戻ると、すっかり気持ちが沈んでしまいました。
そんなある夜の事、ひどい嵐の中を誰かが訪ねてきました。
城の門を開けると、雨にぐっしょり濡れた一人の娘が立っていました。
「私は王子さまがお探しになっている、本物の姫です」
娘がそう言うので、その夜は城に泊めてやることにしました。
「本当のお姫さまかどうかは、すぐに分かる事ですよ」
王子さまのお母さんはそう言うと、娘のベッドにちょっとした工夫をしました。
まず一粒のエンドウ豆を置き、その上に敷布団を二十枚も重ねて、さらに二十枚の羽根布団をかけた上に娘を寝かせたのです。
次の朝、お母さんは娘に、ベッドの寝心地はどうだったかと尋ねました。
すると娘は、眠そうな目をこすりながら、
「せっかくのおもてなしですが、寝心地が悪くて少しも眠れませんでしたわ」と、答えたのです。
お母さんは、更に聞きました。
「寝心地は悪いと言いましたが、どのように悪かったのですか?」
「はい。ベッドの下に、何かが入っていたのではありませんか?背中にあざがついてしまいました」
お母さんは、娘が、本当のお姫さまだと思いました。
だって、たった一粒のエンドウ豆であざができてしまうなんて、ふっくらしたベッドでしか寝た事のない人に決まっています。
こうして王子さまは、やっと本物の完全なお姫さまを、お妃に迎えることができたのです。
试试实力?点击右上角“本文相关应用”中的‘贡献翻译稿’为本文文字提供翻译吧!
点击查看沪江日语原创节目专题,阅读更多相关文章!