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葉末に露の多い季節である。初めは露に濡れないように注意深く歩いても、いったん濡れてしまえば大胆になる。「濡れぬ先こそ露をも厭え」のことわざには、一度過ちを犯すと、繰り返しても良心が痛まなくなることへの戒めがこもる。

这个季节,露水喜欢聚集到草尖儿上打秋千。走在草丛中,刚开始时,还会小心翼翼地注意别被这些小家伙弄湿,但一旦和它们有了“亲密接触”,便也就索性放开手脚了。俗话说的好:“躲露乃在沾露前”(可引申为:一不做,二不休)。这就是在告诫我们:一旦犯了一次错,就会丢了良心,从而一犯再犯。

過去に多くの公僕がたどった背徳の轍を、この人も踏んだのだろうか。防衛(ぼうえい)省の守屋武昌·前事務次官(じかん)が、取引先業者とゴルフ三昧の間柄だったことがわかった。利害関係のある相手と100回以上繰り返していたというから、たがの外れ方は並ではない。

违背道义,就仿佛是一条车辙。古往今来,多少所谓的“公仆”做着重蹈覆辙的事儿呀。这不,如今又来了一位。防卫省前事务次官守屋武昌,与合作公司之间的“高尔夫交情”被曝光。据说,这家公司与守屋存在业务关系,他们一起打球的次数达一百多次。真是个惊人的数字。

家族のために、業者に便宜図ってもらったともいう。反対に、業者の資金繰りでは口を利いていた疑いがある。「大物次官」と持ち上げられて、長く組織に君臨した慢心か。倫理の土俵の割りようは、野放図にさえ見える。

有人说,他是为家人谋些小利。另一方面,也有人怀疑他是为该公司的资金运作而斡旋。这是被奉为“长官大人”后的自大吗?毕竟是长期在政府部门中独霸一方的人物。以相扑格斗理论来看,这就属于是目中无人。

守屋氏の次官時代、自衛隊はイラクに派遣された。庁から省へと格上げにもなった。昇格の際、氏は制服組(武官)を前に訓示し、「24万の隊員一人一人が、それぞれの部署で責任を果たす強い使命感」を求めている。

守屋氏担任次官的时候,正赶上向伊拉克派自卫队。他也因此从厅级荣升到了省级。上任之日,这个家伙就在武官面前训话,要求“全体24万名自卫队员都要做到各司其职、发挥高度的使命感”。

言行不一致にも思える言葉に、先の大戦中の、ある中将が重なる。南方の司令官だったその人は軍刀を掲げ、「君たちだけを死なせはしない」と激励して、特攻機を死地に送った。だが米軍の攻撃が迫ると、部下を置いて逃亡した。

如此看起来就不靠谱的言论,在此前的战争中,有一个中将也曾经说过。那人是个南部总司令,他曾挥舞着军刀,鼓励士兵说:“绝不会让你们一个人去送死的”。然后,便用飞机将他们送向了一条不归路。但是,当美军逼近的时候,他却弃部下于不顾,逃之夭夭了。

いま、守屋氏に裏切られた思いの自衛官もいるだろう。国会に呼んで質す動きも急だ。説明責任を果たす使命感が求められよう。のらくらと、服を濡らした露が乾くのを待つようでは、自ら垂れた訓示にもとる。

如今,肯定也有自卫队员觉得上了守屋氏的当吧。国会也是雷厉风行地传唤了守屋氏,并过问此事。这次,换成要求这个家伙发挥使命感了,好好承担一下解释的责任吧。无所事事地等着打湿衣服的露水变干,这可有悖于自己的训话呦!