品读《竹取物语》,学日语古典文法(八)
《竹取物语》是日本最早的一部物语文学,作成于平安时代前期。故事讲述了伐竹老人竹取翁在竹心中所发现的一个小女婴——日后被称为「かぐや姫(辉夜姬)」的女子的传奇故事。
『竹取物語』品读 便是以这部古典文学作品作为学习对象的节目,每期内容不多,大约两三句原文。不过,为了全面地理解日语古文的内涵,小编们将尽力做好围绕正文的注解工作,讲解当中的各种词汇与语法问题,让大家切实有所收获。
【竹取物語 本文(一)】
この子いと大きになりぬれば、名を三室戸斎部の秋田を呼びてつけさす。秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。このほど三日、うちあげ遊ぶ。よろづの遊びをぞしける。男はうけきらはず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。
2 貴公子たちの求婚
世界のをのこ、貴なるも卑しきも、いかでこのかぐや姫を得てしがな、見てしがなと、音に聞きめでて惑ふ。
假名注音:
このこいとおおきになりぬれば、なをみむろどいんべのあきたをよびてつけさす。あきた、なよたけのかぐやひめとつけつ。このほどみっか、うちあげあそぶ。よろずのあそびをぞしける。おとこはうけきらわずよびつどえて、いとかしこくあそぶ。
2 きこうしのきゅうこん
せかいのおのこ、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐやひめを、えてしがな、みてしがなと、おとにききめでてまどう。
翻译:
老翁见女童身量渐长,遂请来居于三室户地方之神官斋部秋田为其命名。秋田名之 “秀竹辉夜姬”。其后,老翁开设歌舞宴飨三日,以示庆祝。席间舞乐繁多而不胜举。男子无分贤愚,俱邀之,大兴丝竹管弦之宴。
2 贵公子们的求婚
世间之男子,无论贫富贵贱,皆恨不能据为己有娶作妻室,风闻其名,但激赏之情溢于言表,心中恍惚而难定。
【词语注释】
三室戸斎部(みむろど いんべ)の秋田
三室戸(みむろど) 位于京都市宇治市的地名
斎部氏—神主の家柄。神意を聞く占いもした「あきた」は名。斋部氏,神官之家。“秋田”为占卜神意之后的取名。
なよ竹(たけ)のかぐや姫(ひめ)
主人公の呼び名。主人公的名字。
「なよ竹の」は、しなやかな竹のような。「なよ竹の」指“如同新竹一样”。 「かぐや姫」は、光り輝く姫 ということ。辉夜姬,这个名字意思是夜间也能闪耀光彩。
このほど【此の程】(名詞) 近ごろ。このごろ。近来,近日。
うちあげ遊ぶ
酒宴を催し、手打ち鳴らし、声を上げて楽しむこと。即举办酒宴,表演歌舞伎,欢声赏玩的意思。文中「遊ぶ」指「 歌舞の宴を開く」,开设歌舞宴席之意。 受け嫌はず【うけきらわず】:だれかれの区別をしない。
つどふ(動ハ下二):集める。
かしこし【賢し】(形ク) 〔「かしこく」の形で〕盛大に。大いに。大変に。表示程度之甚。盛大,非常,颇。
世界【せかい】[1] 世の中。世間。指人间,世间。
「世界」とは、元来は仏教用語で、『華厳経』に過去・現在・未来の時間を「世」、東西南北・上下の空間を「界」とすると言われていて、一般 的には知識の届く範囲を意味することとなりました。つまり、かぐや姫の噂が聞こえる範囲、ということになるでしょうか。
をのこ[1]【男子・男】〔現代かな遣い〕おのこ
「を(男)のこ(子)」の意、「め(女)のこ(子)」の対。平安時代以後、多くは低いものとして扱う男性にいう。指“男子”,与“女子”相对。平安时代以后,大多对身份地下的男性使用。是「おとこ」的雅语表达。
あてなり【貴なり】(形容動詞·ナリ活用)
高貴だ。身分・家柄が高い。高贵,身份家世尊贵。
いやし【卑し・賤し】(形シク) 身分や地位が低い。身份地位低贱。
いかで【如何で】(副詞)
「どうして」の意で疑問・反語になる用法と「どうにかして~したい」の意で願望を表す用法がある。这个词有两个用法,一是表示“如何”,用作疑问和反语表现;二是“千方百计都想要……”,表达愿望。
在文中是第二个用法,「どうにかして。ぜひとも。何としても。」的意思。
音【おと】[2](名) うわさ。传言。
めづ【愛づ】〔現代かな遣い〕めず(他動詞・ダ行下二段活用)
もともとは「美しさ、良さ、かわいらしさなどに感動する」という意味の言葉である。そのため、その対象によって、「恋する」「強く心を打たれる」 「ほめる」などのように意味が分かれてくる。本义是“为其美丽、贤良、可爱等而感叹”。因此,根据对象的不同,也可取意为“恋慕、心动、称赞”等等。
惑ふ【まどふ】〔現代かな遣い〕まどう(自動詞・ハ行四段活用)
気持ちが動揺して、どうしてよいかわからない状態にあることを表す。その状態が表情に表れたり、態度に表れたり、行動に表れたりするから、訳語がそれに応じて変わる。他の動詞の連用形に続いて補助動詞として、その動詞の表す意味の程度がはなはだしいことを表すこともある。表示内心摇摆,不知如何是 好。这样的心理状态会表现在面部表情、态度、行动上,所以该词的译语也会相应地发生变化。另外,还可接在其他动词的连用形后用作补助动词,以表达前面动词 含义的程度之深。
めでて惑ふ:感心して落ち着かない。口中赞赏不绝,内心无法平静。
「め でて惑ふ」の「めづ」は、「愛づ」、「賞づ」で賞美感嘆する意味です。「惑ふ」は、どうしていいのか分からない、ということです。どっちを選択していいの か分からないという意味の「迷ふ」という言葉がありますが、これよりも「惑ふ」の方がより一層、心に混乱を生じている状態を示しています。
【假名与读音】
一~五期的节目中我们已对《历史假名拼写法》进行了讲解和总结。
请参考总结贴:《历史假名拼写法简明总结》