消費者にコメやコメ加工品の産地情報の伝達を義務づけたトレーサビリティー制度開始
今日から、コメやコメの加工品の産地情報を消費者に伝えることを義務づけたトレーサビリティー制度が本格的にスタートします。こちらのおむすびやでは、今日から消費者の目につきやすいレジの横に、生産者の顔写真を入れた産地表示を新たに設置しました。制度の対象となるのは、今日以降に出荷されたコメを使った製品で、お弁当やおにぎりのほか、せんべいやみりんなど多岐にわたりますが、すでに多くの店頭で表示が行われています。表示方法は、国産なら「国内産」や「国産」と記載するだけでもよく、外国産の場合は、国名を明記し、外食産業では店内に掲示する必要があします。今回の制度は、2008年の事故米不正転売事件を受けたもので、消費者に対する情報の透明化がいっそう図られることになります。