选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
楽しい人 娘の友達で面白い人がいる。今は四十歳近くになっているが、可愛い顔の美人だ。 顔立ちが可愛いだけではない。話すことがなんとも可笑しく、本人は大まじめだが、どうもそそっかしい。かえってそれがなんとも楽しい。 彼女が街を歩いていて、洋服のバカ安い店を見つける。もう一人そそっかしい友達と二人連れだ。「あら、このスカート素敵ね」「このブラウスもいいわ」「どうして、こんなに安いのかしら」「私、これにしようかしら」と二人で夢中になっていた。 奥にいたこの店の主人が「家は洗濯屋です」と一言。慌てて飛び出したら、確かに〇〇ランドリーと看板があったそうだ。 彼女の存在は、我が家にいつも明るい話題を持ち込んでくれる。 そそっかしいのに、不思議と自動車事故は起こさない。彼女が免許を取ってまもなく、街を走っていたら、前を行くパトカーがあまりゆっくりだったので、クラクションを鳴らしたら避けてくれたそうだ。気のいいパトカーもあるものだ。 幼稚園に行ってる子供を連れて歩いていたら、向こうから来たおじさんが「おや可愛いね、お年は?」と聞いた。「三十五です」と答えた。答えた途端に、彼女は顔が真っ赤になったそうだ。 三十五歳の彼女に見知らぬ人が「おや可愛い」というわけがない。 私の娘が彼女の家に行くたびに、大抵そんな話を仕入れてくる。 彼女は、やはり楽しい存在だ。こういう人が、世の中を明るくしてくれる。貴重な人だ。 童顔で、スタイルもよく、きびきびと頭のまわる人だ。回転が速すぎるのかもしれない。 彼女のご主人は、これは実に物静かな落ち着いた様子の人だ。あまり笑わない。 笑いすぎて慣れっこになったのか。二人のバランスが良く取れている。
有趣的人 女儿的朋友里,有个很有趣的人。虽说都年近四十了,但是脸长得很可爱,也算是个美人。 当然,可爱的不只是她的脸。她说话的时候特别逗,冒冒失失,本人还一本正经。不过,正因为如此,反而让人觉得更有意思。 有一次,她上街闲逛,发现一家超便宜的服装店。她还跟了另外一个冒冒失失的朋友,两个人一起走了进去。“啊呀,这裙子太漂亮了!”“这件上衣也好看。”“为什么这么便宜呢?”“我来这件吧。”两个人选得不亦乐乎。 这是店主人从里屋走出来:“我家是洗衣店。” 两个人慌慌张张地逃了出来,一看,确实人家招牌上写着“某某洗衣店”。 女儿的这个朋友的存在,总能给我家带来许多新鲜事。 看她冒冒失失,马马虎虎,但是意外的是,她开车从来没有出过事儿。有一次,她刚拿到驾照就开车上了街,前面有辆警车开的特别慢。她就使劲儿地按喇叭。结果警车给她让路了。那警察也太好心肠了。 还有一次,她带着上幼儿园的孩子在街上走,对面走来一个大叔说:“呀,太可爱了,多大了?” “三十五。”据说她回答的时候,脸还不好意思地“噗”的一下红了。 一个素不相识的人会说一个三十五岁的少妇长得可爱吗? 我女儿每次去她家,基本都能带回来许多这样有意思的事儿。 她,确实是个有趣的人。这样的人让世间充满明朗的笑声,是个不可或缺的存在。 她长着一张娃娃脸,身材也好,脑袋转得也特别快。不过转得也有点太快了吧。 她的丈夫可是个安静沉着的男人,不苟言笑。 也可能是笑得太多了,习以为常了。总之,两个人真是绝配。