选自《精彩日文晨读II-触动心底的幸福》
小夜 どこまでも さわやかに 小夜の「さ」は小さなものを愛でるときに使われる接頭語ですので、「ささやかな夜」という感じでしょうか。 夜に吹く風は小夜風、夜に降る雨は小夜時雨、夜鳴くカラスは小夜烏。ロマンティックな響きに変わります。 小夜布団、小夜枕というと、普段使い慣れた寝具が優雅なものに感じられてきます。 夜中に目が覚めれば小夜の寝覚め。そして、一晩中は小夜すがらです。 夜、恋人の窓辺で奏でられたセレナーデは小夜曲と訳しますし、夜も美しい声で鳴くナイチンゲールは小夜鳴鳥です。 この「さ」という接頭語は日中を表す言葉には用いませんので、夜には特別な思い入れがあったのです。
小夜 无尽温柔 “小”字缀在词前,给人一种对小东西的怜爱的感觉。“小夜”即是对“夜”的怜惜与疼爱。 夜间吹过的风是“小夜凤”,夜间下的雨叫作“小夜雨”,夜间啼叫的鸟儿是“小夜鸟”……传递着一种美丽和浪漫。 说到“小夜巾”“小夜忧”,那些每天伴在身边的寝居用具,也会变得温柔而优雅。 夜间一觉醒来,也可称作“小夜梦醒”。如果一觉天明,那就成了“小夜通眠”了。 夜间,在恋人的窗前弹奏的曲子,就是“小夜曲”了。鸣彻夜空的夜莺鸟,也就是“小夜啼鸟”了。 试着把“小”字缀在白昼的词前,是否也有如同“小夜”一样的优柔美丽呢?是不是“小”字只把那种柔美带给夜间呢?