DEARS 花言葉物語 青の季節
秋を担当させていただきます。ナビゲーター、秋の妖精、リンドウと申します。 こちらでは、私が秋の誕生花であります。九月の竜胆、十月のダリア、十一月の椿について、お話させていただきます。ではまず、九月の誕生花、竜胆から。 夏の終わりから秋にかけて、段々と涼しくなってきた頃に、濃い紫色の花を咲かせる竜胆は元の名を「 その根は竜の胆のように苦い」という意味から「りゅうたん」といいます。東洋風の印象を受ける名前ですが、竜胆は世界中にある花なのです。香りもなく決して目立つわけでもないこの花がひっそりと、どんな歴史を歩んできたのでしょうか。 日本から遠く離れた異国の地、エジプトで、竜胆は古来より知られていた花だったのです。竜胆は花ではなく主に根を使う薬草として、使用されてまいりました。特に、竜の胆のようだと言われた苦味は、マラリアの特効薬とされ、さらに、 その特徴ある苦味は、ビールに入れるホップのかわりも務めてまいりました。秋の夜長とはよく言ったものですが、照りつける太陽から解放され、肌寒くなるこの季節は寂しさを感じることもございます。そんなどうしようもなく、心細い気持ちを宥めるためにも、竜胆を乾燥したものを煎じ、現在でも精神を安定させる薬として使われています。ハーブティーとしていただくには、少々苦味が強そうですので、あくまで薬として。
秋天的部分由我来担任。讲述人,秋天的妖精,龙胆。 我作为秋的诞生花,接下来,讲述关于九月的龙胆、十月的大丽花和十一月的山茶花的故事。那么首先从九月的诞生花——龙胆开始。 夏末一直到秋天,天气渐渐凉爽的时候,绛紫色的龙胆花开放了。龙胆是因“它的根像龙的胆汁一样苦涩”而得名,龙胆。虽然龙胆给人东洋风的印象,但是它却是世界各地都有的花。没有花香,也绝不引人注目,这样的花,默默地走过了怎样的历史呢? 在远离日本的异国——埃及,龙胆是自古以来就被人熟知的花。龙胆主要将根作为药草使用,而不是花。特别是,那被称为龙的胆一样的苦味,被作为疟疾的特效药。还有,这种特殊的苦味也被当作啤酒花的替代品而使用。大家常说秋天夜长,从炎炎烈日下解放出来,凉飕飕的这个季节,感觉有些寂寞。为了平息无赖和不安,将龙胆干燥煎服,现在也作为安神的药物而使用。如果作为香草茶的话,稍稍苦味有些强烈,所以仅仅只作为药物使用。