万叶恋歌 「-藤之章-」(遊佐浩二) 19 不会放开(上)
「遅かったね。何処で寄り道してたの、この僕を置いて?大変だったんだよ~この間の書道展が好評だったらしくて、新聞とかテレビに顔を出ちゃったから。君を待っている間、何度声をかけられたことかぁ。ごめんって?そんな言葉じゃ許せないよ~今日は返さないから。覚悟しておいて。」 「ん?もうしかして、あれを見てたの?ショーウインドーに飾ってあるウェディングドレス~やっぱり女の子なんだね~君のウェディングドレス姿、きっと可愛いだろうな~でも、僕は白無垢のほうが君には似合うと思うけど。そうすると僕が袴着るの?ん~~僕はタキシードのほうが好きなんだけどなぁ~えへ?どっちでもいいじゃんって?そうだ、いいこと思いついた!両方着ればいいと思わない?そしたらお互いに似合うものが着れるよ!」
“好慢啊!去哪里逛了吗?把我扔在这里。我很可怜啊! “这次的书法展好像很受好评的样子,因为在报纸和电视上都报道了。在等你的时候,很多人都和我打招呼呢! “抱歉?只这么一句话我是不会原谅你的。今天不会让你回家的,你觉悟吧。 “嗯?难道说你见的是那个?装饰在橱窗里的婚纱。果然是女孩子啊!你穿婚纱的样子,一定很漂亮。不过我觉得白无垢[和式的结婚礼服,全白的和服]最适合你了。 “那样的话,我穿和服怎么样?嗯~~~我更喜欢简单的礼服。 “哎?无论哪一种都好?对了,我想到了个好办法,两种都穿一下不就好了,你不这样认为吗?这样的话,各自合适的衣服就都能穿了。