「お帰りなさいませ、お嬢様♪」執事喫茶ってどんなところ?

“欢迎回来,大小姐♪”执事咖啡是啥地方?

ここ数年、都市部を中心として様々なコンセプトカフェが流行しています。猫カフェ、メイドカフェ、男装カフェ……そして執事喫茶というものがあることを皆さんはご存知でしょうか。聞いたことないという方や、興味はあるが行った事がない方のために執事喫茶がどんな場所かレポートいたします。

最近几年,以都市为中心兴起了五花八门的主题咖啡。比如猫咖啡、女仆咖啡、男装咖啡……那么大家是否知道在这当中还有叫执事咖啡的呢?我们这个报道就是为没听说过以及感兴趣却没光顾过执事咖啡的人群准备的。

今回は、執事たちが待つ「お屋敷」に何度も「ご帰宅」しているという、自称「執事マスター」のN子さん(会社員)に同行しました。行った先は、彼女のいきつけ執事喫茶「スワロウテイル」です。屋敷の前には、女性客が数人集まっていました。何かと思ったら、お店の予約表を確認しているところだそうで、朝10時半から夜21時まで予約は既に満席。執事喫茶の人気ぶりが伺えます。

这次我是跟着自称“执事女王”,曾多次“回到”执事们等待的“公馆”的N子(公司职员)去的。我们去的地方是她常光顾的执事咖啡“Swallowtail”。公馆前面聚集了几名女性顾客。还想她们干嘛呐,听说是在确认咖啡店的预约表,从上午10点半到晚上21点都预约满了。由此可以看出执事咖啡受欢迎的程度。

地下にある敷地に一歩足を踏み入れると、レンガの壁に石作りのフロアー。先ほどまでの浮世の雑踏がウソのようです。ドアの前には漆黒のコートに身を包んだ長 身のイケメン・ドアマンが「お帰りなさいませ、お嬢様」と丁寧に予約の受け付けをしてくれます。本当にお嬢様にでもなったようで、かなり気分がいいです!

一踏入位于地下的场子,就能看到砖墙石阶。方才还在眼前的俗世的喧哗如今已彷如过眼云烟。门前站着浑身漆黑色外套的高挑而美型的门童,他说一声“欢迎回来,大小姐”,然后很恭敬的查看预约。让人觉得真的成了千金大小姐般,感觉超爽!

高級そうな布張りの椅子でしばらく待つと、燕尾服に身を包んだ執事とフットマンとよばれるお世話係が現れました。彼らは私たちに挨拶をすると、フットマンに荷物を預け、席まで恭しく案内してくれました。もはや、高級レストランに来た気分です。

坐在罩着看似很高级布罩的椅子上等侯片刻,身穿燕尾服的执事和男仆出现在眼前。他们跟我们行礼问候后,男仆拿了行礼,然后恭恭敬敬的把我们带到了座位上。已经感觉像是来到高级饭店了。

お屋敷の内部はかなり広い!フロアの両脇には、カーテンで仕切られた個室が並んでいます。そして、中央部には猫足の椅子とテーブルがズラリ。そしてアイボリーで統一された壁にはいくつもの絵画、天井には高級そうなシャンデリアが飾られるなど、かなりのこだわりが感じられました。席は既に満席。どの席にも、この空間を楽しもうと素敵に着飾ったお嬢様たちが、お茶をたしなみながらおしゃべりに花を咲かせています。

店内相当宽敞!阶梯两侧排列着用帘子隔开来的单间。房间中央排列着猫脚椅和桌子。象牙色一片的墙壁上装饰有几幅画,天花板挂着着看似很高级的吊灯,让人感觉出店主有相当的坚持。店内已经座无虚席。所有的座位上,大小姐们都盛装打扮享受着此时此刻,边喝着茶,边聊天,实在是开心。

席に案内されてから注文を受けるまで、先ほどのフットマンがテキパキと椅子を引き、ひざ掛けを準備し、メニューの説明をしてくれます。メニューを見て驚いたのはその多様さ。特にお茶はダージリン、アッサムなどのスタンダードな紅茶から、オリジナルブレンドのお茶など50種類以上もあるとのことです。記者はスコーン、キッシュ、デザートと、お茶のアフターヌーンティーセット2800円を注文しました。

从带到座位上到点菜前,刚才的男仆麻利的拉出椅子,准备好围毯,并就菜单进行说明。看到菜单,我为其品种的多样性所震撼。尤其是茶,从大吉岭茶、阿萨姆茶等标准的红茶,到自制混合茶等,有超过50种。记者点了烤饼、火腿起司蛋卷、甜点,以及下午茶的2800日元套餐。

まず、お茶が運ばれます。ウエッジウッドの美しいティーカップに、フットマンが手際よくお茶を注いでくれます。お屋敷では高級ティーカップのコレクションを100種類以上取り揃えており、廃盤になってしまったものや、その価格から個人では手に入れることが難しい、貴重なカップでお茶を楽しむことができるそうです。

首先端上来的是茶。在美丽的韦奇伍德陶瓷茶杯里,男仆很熟练的给我们倒上茶。店内汇聚了超过100种茶具,可以使用已经停产的品牌,或是价格上来说个人很难到手的珍贵茶杯来享受饮茶的乐趣。

次にセットの軽食が運ばれます。かわいらしくデコレーションされたケーキやキッシュを食べながらおしゃべりをしていると、いつの間にかお屋敷に住まう令嬢の 気分です。通常こういったコンセプトカフェでは食べ物にはあまり期待できそうもないのですが、このお屋敷では専用パティシエとシェフがいるそうで、お味の ほうも大変満足でした。

接着端上来的是点心套餐。一边吃着可爱装饰的蛋糕和火腿起司蛋卷,一边聊着天,这简直就是住在公馆里的大小姐的感觉啊。通常在这种主题咖啡都不用对吃的东西有什么期待,不过据说这地方有专属西点师傅和大厨,所以在味道方面也很让人满意。

フットマンは近づきすぎず離れすぎず、親しみやすくも丁寧な接客でお嬢様のお茶の時間を演出してくれます。初めは慣れない空間に緊張していた記者でしたが、心地よい空間のおかげで80分という時間が短く感じられるほどおしゃべりに夢中になっておりました。

男仆会保持适度距离,保证在大小姐的午茶时间能亲切而恭敬的服侍。记者一开始还因为怕生而紧张,不过由于店内氛围,80分钟的时间都在热衷着八卦,觉得一下就过完了。

お屋敷を退出する際にはお屋敷の皆さんが「行ってらっしゃいませ」と爽やかに見送ってくれるので、ほっこりとした気持ちになります。執事喫茶を紹介してくれたN子さんは、「イケメン、和み系、お笑い系と様々なタイプのフットマンや執事さんに囲まれ、楽しくおいしい食事が出来るのがうれしい」とのこと。今回お 屋敷を体験してみて彼女のように足繁く通うお嬢様が多数いらっしゃるのも頷けます。

离开店里的时候,店里的执事们会说“请慢走”,爽朗地目送我们,让人觉得心里暖烘烘的。把执事咖啡介绍给我的N子说:“能被美型、沉着型以及搞笑型的各类男仆和执事包围,并快乐吃东西这点让人很开心”。通过这次实际体验,我也能理解跟她一样频繁光顾的众多大小姐的心情了。

お気に入りの執事さんやフットマンを見つけるもよし、高級なティーカップや装飾品に目を奪われるもよし、また、メニューのお茶を全部制覇するのも良いかもしれません。いつもとは違う非日常の世界へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

你想找中意的执事和男仆也行,想用高级茶具或装饰品养眼也好,还是说想要把店内菜单上所有的茶都喝过也罢,总之就是进入与日常不同的异世界,尝试看看也不错吧?

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